待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会が12月27日(金)、開幕しました。
今回は、3日目(30日)に行われた、2回戦の模様をお届けします。
鍛えられた筋肉がジャージの上から見える大阪第3地区代表大阪朝鮮。
スキル、パワーともに研ぎ澄まされたワインレッドと白のジャージが、グランドを駆けまわり愛媛県代表三島に72−7で圧勝しました。

筋肉が浮き出ている大阪朝高。厳しい練習が見て取れる
背中から伝わる、厳しいトレーニングの日々。大阪朝高は開始早々から身体能力の差を見せつけ、三島を突き放しました。前半5分に192cmの長身FL、6ソンが三島ディフェンスを軽々突破して先制すると、展開して速さで相手を上回り、コンタクトでは常に一歩勝つ、全てにおいて三島に差を見せつけます。

大阪朝高おなじみの大応援団。タックル同様相手チームの脅威となる
前半を39-0で終え、注目は勝敗ではなく三島がトライを上げられるかどうかに移ります。
多彩な攻撃と組織的なディフェンスでドンドン三島を突き放す大阪朝高。65-0とした後半28分、三島がモールからサイドアタックでトライをあげ65-7とします。強豪校から上げたトライに大きなガッツポーズで歓喜する三島の選手たち。そして遠く愛媛から駆けつけた応援団。

三島必死のディフェンスが、トライを産んだ
明らかに0封を狙っていた大阪朝高は、31分にハーフウェイから走りきってトライをあげ72-7。鬱憤を晴らしました。

独走トライ!加速、突破、ステップ。全てで上回る結果のトライ
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
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