待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会が12月27日(金)、開幕しました。
今回は、3日目(30日)に行われた、2回戦の模様をお届けします。
兵庫県代表報徳学園が、持ち前のディフェンス力と日本ラグビー界の逸材・梶村の活躍で岩手県代表黒沢尻北を55-0で完封しました。

日本代表合宿に高校生で唯一招集された男、梶村!
黒沢尻北は1回戦で和歌山県代表熊野をノートライにおさえて勝利。今日も個性あふれる応援団の後押しを受け、優勝候補相手にどこまでやれるのか注目された試合でした。

前半から報徳が黒沢尻北を圧倒!
果敢に前に出るチャレンジャー黒沢尻北。しかし報徳のディフェンスは前に出る隙を与えません。逆にディフェンスからルーズボールをターンオーバーするなど、相手ミスを逃さない報徳が、ラックとスクラムから縦に突っ込んで横に展開するセオリー通りのプレーでトライを量産。前半だけで6トライ。38-0となります。

なんとか得点を上げたい黒沢尻北でしたが・・・
後半に入ると、報徳に気の緩みが出たのかミスが多くなります。ミスにつけこみたい黒沢尻北。報徳陣内でプレーすることが多くなり、あとトライまで一歩のところまで攻めこむも、最後の最後で報徳のディフェンスは強固でした。

果敢にアタックする黒沢尻北。報徳のディフェンスは予想通り固かった
結局報徳学園が9トライで圧勝。この流れで3回戦に弾みをつけました。
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
関連した記事
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 留学生対決は目黒に軍配!札幌山の手、花園で正月を迎えられず
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 國學院栃木、あと一歩!優勝候補大阪桐蔭相手に大接戦
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 鍛えられた身体能力が爆発!大阪朝高が72−7で勝利
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。