待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会が12月27日(金)、開幕しました。
今回は、3日目(30日)に行われた、2回戦の模様をお届けします。
第1グランドは、いきなり優勝候補の地元大阪桐蔭が登場。多くの観客が朝早くからつめかけ、大いに盛り上がりました。
しかし多くの観客が予想した結果とは違う、20-15。大阪桐蔭が勝利しましたが、どちらが勝ってもおかしくない、スリリングな接戦でした。
前半は大阪桐蔭が2トライ。素早い展開から相手ディフェンスを切り裂きます。國學院栃木は終了間際にPGを決めて、10-3で折り返します。
後半に入ってすぐ、國學院栃木14平間が自陣で大阪桐蔭のパスをインターセプト!そのまま80mを走りきってトライ。10-10の同点とします。
しかし大阪桐蔭は慌てません。後半11分と14分にBKの早いパス回しと走力で20-10と突き放します。
早いうちに点差を詰めたい國學院栃木ですが、PGを失敗するなどして時間が経過し、ようやくBK展開でトライを上げたのは後半28分。無情にも、5点差の敗戦となりました。
互いの強みを出しあった一戦。敗北した國學院栃木にも大きな意味のある試合でした。
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
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