ライナーズの新人さんいらっしゃ〜いFile2 永下安武選手
ホームスタジアムに近鉄花園ラグビー場を持つ「近鉄ライナーズ」は、4月から新人選手8人を迎え今シーズンに臨みます。
インタビュー形式で新人選手を一挙紹介するコーナー「ライナーズの新人さんいらっしゃ~い」。第2回は永下安武選手です!
1985年生まれの大阪府出身で、天理高校・専修大学を卒業後、6年間のサニックス時代を経てライナーズに移籍した、フッカーです。
ーサニックスからの移籍で九州から出身地の大阪へ戻ってくることになりましたが、環境には慣れましたか?
永下 そうですね。サニックスは全員がラグビーに特化したフルタイムの選手なので、いつも全体練習をすることができました。ライナーズは社員の選手もいて、昼と夕方で集まるメンバーが違います。初めは少し戸惑いましたね。
ーなるほど、環境を慣らしていくのって大変ですよね。ライナーズのフルタイムの練習ってどんなことをするんですか?
永下 昼は走り込みなどの体力づくり、夕方は全体練習の段取りです。個人が自分に合ったペースで練習しているんだな、と感じましたね。
ーライナーズならではですね。メンタルの面で、変わったことはありますか?
永下 フッカーとしてやることは一つなので、自分は自分、ここでも頑張っていこうという気持ちですが、ライナーズは選手・スタッフともにフレンドリーでチームワークが強いなと感じます。
ーそういうのって、入ってみて初めて分かるものですよね。
永下 はい。練習中はもちろん真剣ですが、終わった後に冗談ばっかり言ったりしてます(笑)
ーそうなんですか!プライベートで仲が良い選手って誰ですか?
永下 同じく新人の、申東源(シン・ドンウォン)選手です。旅行にも一緒に行きました。
ーへぇ~。申選手というと、永下選手と同じ元サニックスですよね。
永下 そうそう。ドン(申選手の愛称)は韓国出身で、日本語を話してて時々伝わらない時があるんですけど、何故か僕だけ分かるんです。言葉っていうより、なんとなくで(笑)
ー他の選手が分からなくても、永下選手が「こういうこと言ってる」って通訳するんですね。それって仲が良くないとできないですね。
永下 そうですね(笑)ずっとそんな感じです。
ーでは最後に…サニックスはとにかくパスを回すプレーが特徴的でしたが、全く違う戦略のライナーズでは、これからどういうプレーをしていきたいですか?
永下 スクラムは人が変われば組み方も変わってくるので、自分のプレーとすり寄せていくことが大事なんです。どこに行っても、フッカーとしての役割をまっとうします!
力強くフッカーのあるべき姿を語ってくれた永下選手。これからどんなプレーを見せてくれるのか、変化が楽しみです!
第3回は、今回の話にも出てきたあの選手を紹介します。待て次号!
文:@mihorobot
写真:@MaechanYK
コメント
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ライナーズって、フルタイムの選手と社員の選手がいるんですねー。
全体練習の回数も限られて、息を合わせるのが難しそう。。。
でも、永下選手がチームメイトの話をする時の表情をみたら、そんな心配はいらないのかも。
チームワークが良いみたいですねー。
永下選手は真面目そうな選手ですねー。
ラグビーのポジションの役割は詳しく知らないんですが、「フッカー」にかける思いが伝わってきました。
次回は申選手ですか??
楽しみにしてまーす。(^_^)
永下選手は元サニックスのキャプテンなので、チームをまとめる力が光ってます。
次回はどの選手か、まだ秘密です。もうだいたいわかると思いますが(笑)
次回は7月28日(月)に公開です!