泣いても笑っても最終戦。
12月6日(日)関西大学ラグビーAリーグの順位決定最終戦が行われ、出場校8チームすべての順位が確定しました。

関西大学ラグビーAリーグを、野次馬心たっぷりで総ざらい。今回はツイドラキのターンでした。

1位　天理大学
2位　同志社大学
3位　京都産業大学
4位　関西学院大学
5位　立命館大学
6位　摂南大学
7位　関西大学
8位　近畿大学

上位チームによる大学選手権出場校決定戦が行われたのは前週。
…うっかり終わった気になってませんか？誰だ消化試合なんて言うやつは！最後の最後までちゃんと見て。下位チームの順位決定戦だって熱いんだからッ！

近畿大学は5・6位決定戦に出場予定でしたが、部員が新型コロナウィルス感染症に感染したため急きょ棄権。不戦敗で自動的に8位となりました。
というわけで今週は摂南大学vs立命館大学のみ行われることに。
今週のキーワードは「ドラマティックは終わらない！摂南よ夢をありがとう」です。

■やはり今季はこの男！摂南の顔・ツイドラキがドラマティックなトライ
摂南大学33-55立命館大学

トライ後、ガッツポーズするツイドラキ。

近大の無念を晴らし、関西のラストゲームを熱いものにしてくれ…そんな願いが届いたのか、序盤からドラマティックな展開となりました。
例年の力関係では摂南<立命館。大差のスコアも頭の片隅に置きつつゲームが始まったわけですが…見せつけられましたよ、ヴィリアミ・ツイドラキの才能を！
先制トライで勢いをつけた摂南は、アタックの鬼と化します。中でもツイドラキは枷がはずれたかのように大暴れ。突破するわ走るわ蹴るわ、常に中心となってゲームをつくっていきます。前半16分には彼自身がトライをあげ、14-0とリード。
いいぞ摂南、いけるぞ摂南。今季初勝利を手中に…！むくむく希望が湧いてきます。
19-19の接戦で前半を終えると、プライドを見せたのは立命館。後半のファーストトライを奪うと、そこからは摂南にリードを許しません。
相手のペースになっても切り替え、最終的には22点差での勝利となりました。
立命館4田中に至っては4トライの快挙。プレイヤーオブザマッチこそ逃しましたが、代わりに週ひがMVPをあげちゃう！

トライする立命館4田中、かっこよかった。

摂南よ夢をありがとう。立命館よドラマをありがとう。
これにて今シーズンの関西大学Aリーグは終了ですが、すぐにやってくる大学選手権。
関西のチームは3回戦から出場します。

12月13日(日)11:30　京都産業大学 vs 慶應義塾大学　@花園
12月13日(日)14:00　同志社大学 vs 帝京大学　@花園
12月19日(土)14:00　天理大学 vs（流通経済大学vs筑波大学の勝者）　@花園

聖地花園が大学選手権に染まる日は、すぐそこに。
さあ次からは関西のチームすべてを応援しよう。チーム関西の活躍にエールを！