リーグ初戦に起きた大番狂わせの主役は近大!王者・天理に完勝は4年をかけた執念の結実
- 2021/9/22
- ラグビー
- 天理大学, 近畿大学, 関西大学ラグビーAリーグ
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天理の牙城を落としたのは近大!
東大阪人的に爽快なジャイアントキリングは、2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節で起こりました。昨年度の大学日本一天理大学に近畿大学がリーグ初戦で勝利。それも23-7の完勝。日本全国のラグビーファンが驚きを持ってこの結果を捉えています。
近畿大学23-7天理大学
(前半10-0)
んじゃなんで近大が天理に勝てたのか。
戦術的に勝因を上げれば
・コンタクトで互角以上に戦えた。
・天理のアタックに近大が素早くタックルし、動きを止めた。
・スクラムで勝って敵陣でプレーすることができた。
ってところでしょう。
近大はちょくちょく本命を食っちゃうことはあるものの、今まで一度も関西大学ラグビーAリーグで優勝したことがない。
しかし近年、大学自体のブランド力が向上するとともに入部する選手の経歴がぐっと上がります。花園優勝経験者や、全国の強豪校から近大にやってくる。
今年の春季トーナメントで、近大は天理に肉薄します。
8分に及ぶロスタイムのなか、攻め続けて最後の最後にノックオン。負けた悔しさと同時に、はっきり王者の背中が見えた瞬間です。
キャプテンの福山は、天理高校から天理ではなく近大に進学した選手。「4年間で絶対に天理に勝つ」という意識で過ごしてきたといいます。
この勝利は、今までと同じように「近大がたまに強いチームに勝つ」現象なのでしょうか。
週刊ひがしおおさかは、地元ということもありますがこの勝利は今までと違う。と思いたい。
タレントが揃ってきたチームに足りなかったのは、やれるという自信。
第2節は、関西大学に圧勝した同志社と対戦します。リーグ戦で最後に勝ったのは2015年9月27日が最後。
絶好調の同志社にどんなラグビーを見せるのか。スクラムで勝っても、スピード豊富なBKを止めることは難しいんじゃないか。
そう思いながら、近大が予想を覆すことを期待しつつ。
滋賀県・布引グリーンスタジアムで10月9日(土)14時キックオフ。次は有観客で実施できればいいですね。
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