走る、走る、走る!関西大学ラグビーAリーグ開幕戦は同志社が走りまくって圧倒

   

大学ラグビーの季節が今年もやってきました。
9月18日(土)、2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグが開幕しました。
週刊ひがしおおさかではダイジェスト映像を毎節発信し、どんな試合だったかお伝えしていきます。
開幕戦となった試合はこちら。

同志社大学75-8関西大学
(前半35-3)

圧倒も圧倒。とにかく走った試合。
展開ラグビーを得意とする伝統校同志社が、関大に格の違いを見せつけました。

先制したのは同志社。前半6分、自陣ゴール前でターンオーバーし後ろにいた15山口にボールが渡ると、1人、また1人とかわし約90mを走りきって先制トライをあげます。

15山口のファーストトライ。かっこよかった。ライナーズに来てほしい。

ここから同志社はエンジン全快。走って走って走りまくります。この日のPOM(Player Of the Match)に輝いた12西村、3トライを奪ったスター選手11和田などBKを中心にどんどんボールを展開し、前半だけで5トライをあげます。

長い手足を活かして抜群の走力を見せる11和田悠一郎。ライナーズに来てほしい。

後半にはFWまでもが走り出します。
後半8分、動画の2分8秒あたりから見てください。ターンオーバーしたボールを左へつなぎ、そして一番外にいたのはなぜか7馬渡!
FLがなぜWTBのいる位置に…!?そんなイリュージョンができるほど、同志社は相手の動きを読んでいました。
後半10分には1山本が30mをゲイン。後ろから一緒に走っていた4依藤につないでトライを生みます。
なんだこのラグビー。すげえ機動力。面白すぎる。

すっかり打ちのめされたかに見えた関大ですが、闘志の炎は消えていません。
後半終盤にラインアウトからモールで押し込みトライをあげると、雄叫びが。これぞ大学ラグビー。この1トライのために俺たちはラグビーをしているんだ!という気持ちが、それはもうあふれ出ていました。

諦めなかった関大。良いもの見せてもらった。

順当な白星を最高の形でつかんだ同志社。1トライに魂をこめた関大。
大差の試合はつい「一方的でつまらなかった」なんて言いがちですが、同志社の多彩な展開ラグビーと関大のこだわりが見えた、非常に楽しい初戦でした。
さあ今年も楽しませてくれ、大学ラグビー!

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mihorobot

mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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