【試合結果】F.C.大阪、今季のJ3参入の可能性なくなる… ヴィアティン三重との試合は、先制するも終了間際に追いつかれ5連勝ならず
無念…。
F.C.大阪、今シーズンでのJ3参入の可能性が消滅しました。
2021年11月21日(日)、東大阪市をホームタウンとするJFL所属のF.C.大阪(4位)は、アウェイ・朝日ガスエナジー東員スタジアムにてヴィアティン三重(10位)と対戦しました。結果は1-1の引き分け。試合前まで4連勝中でしたが、5連勝とはなりませんでした。
また、3位・ヴェルスパ大分がHondaFCに勝利したため、今シーズンのF.C.大阪のJ3リーグ参入の可能性がなくなりました。
この試合の見どころはこちら↓
今シーズンのJFLも残り3試合。試合前のF.C.大阪の順位は4位でした。J3に参入するためには「4位以内」かつ「Jリーグ百年構想クラブを持つ上位2チーム」に入る必要があります。
現在、上記の条件を満たしているのはいわきFCとヴェルスパ大分(以下、V大分)。F.C.大阪は3番手です。いわきFCは2位以上が確定しているので、J3参入がほぼ確定しています。残りは1枠。V大分は百年構想クラブには認定されていますが、J3ライセンス未保有のため、4位以内に入ってもJ3参入はできません。F.C.大阪がJ3参入するためには、V大分を順位で上回る必要があります。
F.C.大阪とV大分の勝点差は6。勝利すれば勝点3が入るため、F.C.大阪としては残り試合勝ち続けるしかない状況。
対戦相手のヴィアティン三重もF.C.大阪と同じくJリーグ百年構想クラブを保有し、スタジアムはオレンジ一色。サポーター数も多く、スピーカーからも応援歌が流れ、圧倒的アウェイの雰囲気での試合となりました。
F.C.大阪ボールでキックオフ。
前半の立ち上がりから積極的に攻めるF.C.大阪。しかし徐々にヴィアティン三重に攻め込まれるようになり、F.C.大阪はカウンターから攻め込む形になります。
すると前半25分、そのカウンターからMF木匠貴大がセンタリング。一度は相手にクリアされますが、そのボールを拾ったMF町田蘭次郎がミドルシュート。これが決まってF.C.大阪が先制します。
その後も攻め込まれる展開でしたが決定的なシュートを打たせず、前半を1-0で折り返し。
後半は、前半よりもゴール前まで攻め込まれるシーンが増えていきます。F.C.大阪のシュートが9本に対し、ヴィアティン三重のシュートは13本。それでも体を張ってなんとか守ります。
攻撃では追加点が取れそうな状況ではありましたが決め切れず、迎えた後半43分。MF澤朋哉(ヴィアティン三重)がF.C.大阪のDF裏へ蹴ったボールがゴール前へ。このボールにGK安田惟太郎が飛び出しますが、後ろに逸らしてしまいます。これを走り込んでいたFW坂井将吾(ヴィアティン三重)に決められてしまい、同点に。
すみません、少し撮り損なってしまいました。より詳しい映像はこちらをご覧ください↓
後半アディショナルタイムは4分。コーナーキックからチャンスを作りますが、追加点は奪えず。
1-1の引き分けで試合終了しました。
先制するも追加点が奪えず、終了間際に失点。今日の試合は今シーズンを象徴するかのような試合でした。
3位のV大分が勝利したため、勝点差が8に。残り2試合では追いつくことができないため、F.C.大阪の今シーズンでのJ3参入はなくなってしまいました。
ただ、今シーズンはまだ2試合残っています。モチベーションは下がってしまうかもしれませんが、来シーズンにつながる試合を期待したい。
次節は11月27日(土)、ホーム・服部緑地陸上競技場にてFCマルヤス岡崎(13:00K.O.)と対戦します。
この試合の公式記録はこちら。
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