強くてしなやか、ワイマナ・カパ!見たよこの目で、清水建設戦での活躍を。

   

U20・NZ代表の戦士ワイマナ・カパ。
花園近鉄ライナーズにやってきた、今シーズンの新加入メンバーです。
12月4日に花園第1グラウンドにて行われた清水建設江東ブルーシャークス戦で、ライナーズは50-21で勝利。ゲームの中でカパの強さは本物だと確信したのでここに記します。

スクラムを組むワイマナ・カパ選手(右後ろ)。

前半相手に2トライとられながらも、フェーズを重ねるアタックで28-12とリードしたライナーズ。
後半開始と同時にインしたカパの活躍ぶりは目を見張るものでした。

まずラインアウトの成功率の高さ。
マイボールでの獲得率は申し分なく、コーラーを務めました。
ジャンパーとしてディフェンスでもボールを奪います。
試合前からラインアウトの姿勢には定評があり、練習でも積極的に意見を出しチームにインスパイアを与えていました。
野中翔平キャプテンは「軽やかにジャンプするし、精度も高い」と彼を評価しています。

さらにはアタックでの運動量。
後半5分、相手ペナルティからゲニア、ツポウ、カパ、矢次と左へ繋ぎ、一番外にいたジョシュアへ渡ります。ギアをあげて走りこむと、ゴール10m前には相手ディフェンスが。そのまま自分で振り切ってトライを取り切るか、いや捕まるか…と一瞬の判断が明暗を分けたそのとき、後ろから追いかけてきたのはカパ。
ジョシュアに負けない走力で追いつき、パスを受け取るとさらに加速。後半最初のトライをあげます。

トライを奪ったカパ。速い、速いぞ。このトライで虜になったファンも多いはず。

シュッとした身体はしなやかで、スピードも速い。ワークレートの高さももっている。…すごいぞワイマナ・カパ!
今回の週ひがMVPに勝手に決定です。

チームは後半、一時相手にゲームの主導権を握られる場面もありましたが、計4トライを生んで50-21で勝利。
ペナルティの多さに課題を残す結果となりました。

水間良武監督は「これから開幕に向けて、メンバーを固めていっているところ」と今回のメンバー選定理由を話します。
リーグワン開幕まであと1ヶ月と少し。LOのポジション争いはさらに熾烈になっていきます。サナイラ・ワクァ、パトリック・タファ、サム・トムソン、松岡勇など誰が出てもおかしくない状況で、誰が座を射止めるのか。楽しみでなりません。

ラインアウトでボールをキャッチするサム・トムソン選手。

ほかのポジションも同じくどのような最終布陣となるのか。次戦からの練習試合が教えてくれることでしょう。
大事な一戦となるクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦は、12月11日(土)、花園第1グラウンドにて開催です。
スタメンを射止めるのは果たして。

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mihorobot

mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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