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- 来たぞ「新鮮力」!ライナーズ、Bマッチで小野木、林そして菅原が光る
2月19日、釜石シーウェイブズに勝利したものの怪我やレッドカードで多くの戦力をもがれたライナーズ。
「こんな時こそ新戦力」
と、これまで出場機会に恵まれなかった選手たちの奮起を期待した週刊ひがしおおさかですが、早速出てきました。しかも3人も。
2月20日、シーウェイブス戦の翌日。ライナーズは静岡ブルーレヴズと対戦しました。リーグワン公式戦の翌日とあって、前日の主力選手は出場しないBマッチ。両チームとも普段出場機会の少ないもしくは出場時間の限られているプレーヤーが試合をします。
ブルーレヴズも前日に試合があり、状況は互角。そんなチャンスだらけの環境でライナーズの若手はやってくれました。少し変則の30分ハーフでスコアは33-31。
ライナーズのファーストトライをあげたのは、なんと前日お披露目イベントに参加した新加入予定選手・林隆広でした。
厳密には東海大学の4年生である快速WTBは、ボールを持てば必ず前に出てチームに貢献。トライを取り切ったプレーもスピードとパワーを見せつけたものでした。
1日も早く公式戦でのプレーを見てみたいのですが、ルール上出場が叶うのは4月以降。しかし遠くない日に花園で見ることができるでしょう。
続けて、新戦力とは言えないあの人が帰ってきました。人生初のゲームキャプテンを務めた菅原貴人がやはり格の違いを見せてくれました。
2019-20シーズンにルーキーながら不動の7番として大活躍。しかし2年目は怪我でほとんど試合に出られず、その間にライナーズは2列目・3列目を大補強しレギュラーを手放す形になりました。
そんな菅原が大復活。8をつけ出場するとレベルが違うと言い放つかのように接点で勝ち、怪我に苦しんだ2年間を払拭するように、相手ディフェンスを引きずり前進します。タファ、トムソンが不在で4番から8番までをトータルでのやり繰りが必要な現場で、もはや次戦での出場は当確かも?
そしてそして。後半14点差を追う展開で逆転の原動力になったのは2年目の小野木晃英。
他の同期はルーキーイヤーから試合に出場し、特にポジションが被る片岡が大活躍でチームの顔と言える存在に。
しかし、ここで見せてくれました。後半のほとんどのトライが小野木のゲインから。
12番をつけてボールを持ち、まずは倒れない。ボディバランス良くタックルにびくともしない強さ。うまく力を流して立ち続け、前進してインゴーンに走り込む姿はまるでクウェイド・クーパーが乗り移ったかのよう。て書くと「そんな大袈裟な」と思われるでしょうが、いやマジで。
おま、そんな足速かったか?!
そこ倒れへん子やったか?!
と終始見る人を驚かせる大大大活躍。
試合後に「ギリギリっす。30分でよかった」と笑みを見せ、暗にまだまだいけるとアピールです。
12でも13でも活きるタイプなので、シーウェイブス戦で復活したステイリンやルーキー岡村との併用でも使えるし、いやこの日のパフォーマンスを見ると、9ゲニア10クーパー12小野木13フィフィタでガンガン抜いていく未来が見えるぞ!
若手たちが「絶対に次のスタメンになる」と切磋琢磨する様は、新戦力ならぬ、「新鮮力」。
他にもたくさんの選手たちが活躍したライナーズ。そうでなきゃディビジョン1のチームに勝てないんだけどね。本当に夢が広がるBマッチでした。
次は3月6日スカイアクティブズ広島戦。東大阪市花園ラグビー場でのホストゲームです。14時30分キックオフですが、入口前のイベント「花園ハッピーパーク」もあるみたい。丸一日若い選手たちが戦う姿を応援に行きましょう。
あーええもん見せてもらった。
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