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- 敗北を覚悟した66分 ライナーズが劣勢を跳ね返し逆転勝利でリーグ戦3位以上を決める
ヒリヒリする試合を、今週はなんとか勝ち切った。
リーグワン第8節三重ホンダヒート戦、ライナーズは30-40で逆転勝利。勝点を31として3位以上を確定させた。これで前節に惜敗したダイナボアーズへ再挑戦することができる。
負ける要素はたくさんあった。まず前節早々に下がったメンバー、クーパー、ゲニア、野中が48時間前のメンバーに入っていなかった。
チームで1番の働き者ジェドもいなければ、スクラムの要・佐々木もいない。
さらに試合前日、No.8のジョセがメンバーアウト。フランカーのカパがNo.8に回り、ロックのタファがフランカーに。空いたロックにリザーブだった松岡を入れ、本来フッカーのルーキー松田がロックの控えとしてリザーブに入る。
字面ではよくわかんないと思うけど、
全然人足りてない
ってことだけは確か。
試合が始まっても苦しい展開が続く。開始すぐに10野口のキックを自陣でチャージされ、そのままトライを奪われる。ファーストスクラムはペナルティ、ラインアウトも不安定。進む時間、縮まらない点差、前半最後のフィフィタのプレーはトライと思われたもののTMOで取り消される。強烈な風上を全く利することが出来ず、24-14の10点ビハインドで折り返す。
後半、まずスクラムが改善される。前半に左プロップが1マーフィーから李に変わると、いきなりペナルティを勝ち取り、17李が雄叫びを上げる。
ほどなくヒートのイエローカードで数的優位を得ると、14木村、5ワクァのトライで1点差。そして逆転トライは26分、7横井が一番外のディフェンスがいない右端にグラウンディングする。
もう一本トライを追加したライナーズが40-30で勝利をもぎ取った。
何が勝利の要因か。大きいのはハーフ団、9人羅と10野口の奮闘だ。開始当初は気負いからか、ミスも多かった2人。しかし徐々に外へしっかり回し速いランナーのトライを生み出した。野口はフル出場だ。
前半苦しんだスクラムも、8人で乗り切ることができた。特に初キャップの17李はチームのムードを変えた。
復帰したタファも気合いがすごかった。他もみんなよかった。でも、全員がベストかと言うとそうではなかった。
不利な状況から、1つずつ積み上げて逆転しついに6トライで勝点5。それが何よりも大きなことだ。
試合後、水間ヘッドコーチは
「我々のチーム理念は『感動』。選手がそれを体現してくれて素晴らしい試合でした。」
と語る。
分析をすれば至らぬ点がたくさん出てくる。改善は必要だ。しかし今日は、感動的な試合だったとこの記事を締めたい。
次戦は4月1日(金)19時キックオフで日野レッドドルフィンズ戦。ライナーズ初の花園ナイトゲームである。次もまた、感動的な試合を。
#ライナーズ振り返りhttps://t.co/In0EJ9XYvx
— 週刊ひがしおおさか⚡️(3/21は情報ノーサイド) (@w_higa) March 20, 2022
コメント
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ほんま、昨日はドキドキしました。
でも、青春18切符使って、伊勢鉄道徳田駅から歩いて行って。
疲れたけどー、勝ったし、ナマで勝ち切るところを見れて、つくしも摘めたし、お釣りがきました。
昨日のライナーズはボールと仲良しで嬉しかったです。