こんにちは。インターン生の片山です。
先日の朝「千代さんっていう店に行くから調べておいて。」と編集長から指示をもらいました。
各種サイト・SNSを使って調べた結果「うどん屋さんなのに焼鳥屋さんで、犬用ジャーキーや石焼き芋も売っているお店」が見つかりました。アカウントもいくつかあるようです。
↓「うどん千代」Instagramの投稿。
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↓「やきとり 千代」Instagramの投稿。
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うどん屋なのか、焼鳥屋なのか、ジャーキー屋なのか?
「いやいや、他のお店と混ざって調べてしまったのかもしれない」と思いましたが、行ってみなければ分かりません。
謎を多く残したまま現地へ。
JR東西線・学研都市線 鴻池新田駅南口から東に1分ほど歩いたところにある、木の看板が目印のお店「うどん 千代」。
出迎えてくれたのは、店主の岩本駿輔さんです。

シンプルな外観で、見た目はうどん屋。店主の岩本駿輔さんが出迎えてくれました。
店内はL字型になっていて広く、座席も多いです。うどん屋っぽい佇まい。
早速インタビューを、と思いましたが、とにかく先に気になっていたメニュー表を見せてもらいました。
まず、ランチと夜用とで全く別のメニュー表を使い分けていることがわかりました。
昼はうどん、夜は焼鳥を主軸に提供。昼と夜で違うお店の形式をとっています。さらに、お弁当やおでんもテイクアウトで販売しています。
聞けば、現在千代は「やきとり 千代」と「うどん 千代」の2店舗をもつ姉妹店。どちらも鴻池新田にあります。
なるほど、鶏の仕入れルートやノウハウがあり、うどん千代でも焼き鳥を提供しているのですね。焼き鳥とうどんの関係は謎が解けました。
取材中、人気メニューの「鶏天ぶっかけうどん(冷)」と「焼鳥丼(小)」をいただきました。
長さにこだわった手打ち麺はしっかりした弾力がありボリュームたっぷり。
麺は1本が1m以上はあろうかというほど長く、「こういう麺ってお店でしか食べられないですから」と岩本さん。
鶏天の衣は軽いサクサク感と、ジューシーながら脂っこさのない鶏肉でさっぱりした味わいです。
続いてネギマを使った焼鳥丼。鶏肉はすべて朝引き鶏を使っているため、新鮮さがおいしさを引き出しているのでしょうか。
「うどん屋さんが、ちょっと焼鳥も売ってみたという感じではなく、うどん屋と焼鳥屋がそれぞれこの店にある感じなので、どちらもクオリティには自信があります」と岩本さんはお店の強みを教えてくれました。
お弁当やおでんのテイクアウトも手掛ける千代。
もともとうどんのみの提供で始まったお店でしたが、新型コロナウィルスの影響で「お店に来て中で食べる」ということを避けるお客さんが増えたそう。
そこでテイクアウトを始め、現在はたまご焼きなどのおかずも店頭販売しています。
また、SNSで見かけた犬用ジャーキー。
仕入れで鹿肉が手に入ったことがきっかけで、馬刺しで使わない部分の馬肉や、鶏の砂ズリなども使ったジャーキーを売り始めました。
人間用を販売していたこともありますが、販売を通して犬用の需要があることを知り、現在は犬一本。
石焼き芋も、仕入れ先の鶏屋さんが送ってくれたものがおいしかったため売ることを決めたそうです。
先に素材が手に入ることが多く、「何を売るか」ではなく「どう売るか」に焦点を当てていることが、このお店の特殊なところですね。
調査結果、「うどん 千代」は、うどん屋と焼鳥屋のどちらも兼ね、柔軟に色々な考えを取り入れるお店でした。そしてそれぞれに妥協がない、高品質な商品が強みということがわかりました。
鴻池新田に寄った際は、ぜひお店に足を運んでみてください。
■うどん千代
住所:東大阪市鴻池元町2-2 グラナリコート内1F
営業時間:昼の部うどん 11:00〜14:00(土日は〜15:00)、夜の部やきとり 17:00〜21:00
定休日:昼の部うどん 水曜、夜の部やきとり火曜・水曜
店舗Instagram
昼の部うどん…https://www.instagram.com/chiyo_udon
夜の部やきとり…https://www.instagram.com/yakitorichiyo.ekimae
Twitter…https://twitter.com/udonchiyo_o
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