っしゃー！FC大阪がJ3リーグ参入の条件の1つ、順位要件達成へ王手をかけました。

東大阪市にホームタウンを置き、J3リーグ参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)所属のFC大阪。
10月23日(日)JFL第26節が行われ、アウェイ・カクヒログループアスレチックスタジアムでラインメール青森(以下、ラインメール)と対戦しました。
結果は1-0で勝利。15勝5敗6分で現在の順位は2位です。

試合映像(全編)はこちら。

今シーズンも残り5試合と、いよいよ大詰めを迎えたJFL。この試合は、同じくJリーグ参入を目指す4位ラインメール青森とのJリーグ百年構想クラブ対決となりました。FC大阪としては勝利して少しでも差を空けておきたい一戦。

というのも、J3リーグに参入するには「4位以内」かつ「Jリーグ百年構想クラブに承認されている上位2チーム」に入る必要があるからです。試合前時点で百年構想クラブに承認されていて4位以内は、2位の奈良クラブ(勝点48)、3位のFC大阪(勝点48)、4位のラインメール青森(勝点41)の3チーム。

前節と同じメンバーで挑みます。

前半は両チームともシュート1本ずつと、非常に引き締まった内容で試合は折り返し。

後半に入ると、FC大阪が攻撃を仕掛ける時間が増えていきます。それでもなかなか得点できないFC大阪は、後半16分にFWエフライン・リンタロウ、FW宇高魁斗、後半23分にMF清本拓己、後半38分にはDF舘野俊祐、FW田中直基と攻撃的な選手を続々投入。

すると後半39分、エフラインが自陣で相手のボールをインターセプトすると、パスを受けた宇高が相手の当たりを耐えながらドリブルで相手ゴール前へ。そしてフリーになっていた清本へ渡り、清本が相手GKとの1対1を落ち着いて決めて、FC大阪が待望の先制点を挙げます。

得点シーン↓↓

その後は相手の猛攻を耐え切って試合終了。勝点3をもぎ取り、順位も2位に返り咲きました。
次節、FC大阪はアウェイでヴェルスパ大分に勝利すればその時点で、引き分けまたは負けの場合、ラインメールの結果次第でJ3参入条件の順位要件が達成となります。悲願のJ3参入へいよいよ王手をかけました。

順位要件の他にもう1つ達成しなければならないのが年間観客動員数。ホーム戦15試合で30,000人(1試合平均2,000人)を集めなければなりません。今シーズン、ホーム戦13試合が終わって24,181人。残り2試合で5,819人が必要です。そんな中で先日、11月20日に行われるホーム戦(対MIOびわこ滋賀)の会場を、服部緑地陸上競技場(豊中市)からホームタウン東大阪市の花園ラグビー場第1グラウンドへ変更。

【プレスリリース】
11月20日（日）開催予定の 第24回JFL 第30節 #FC大阪 vs #MIOびわこ滋賀 における、開催競技場が #東大阪市花園ラグビー場 第１グラウンドに変更となりましたのでお知らせいたします。

詳細は🔽https://t.co/gIgOpjMt1m#fcosaka #東大阪からJリーグへ #歓喜雀躍 pic.twitter.com/xHK0NlhvDJ

— FC大阪【公式】#FC大阪 (@FCosakaOfficial) October 7, 2022

花園といえば、6月19日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦で今シーズンのJFL3位となる12,152人を集めました。

2022.06.19

JFLで歴代4位の12,152人！23年ぶりの花園第1でのサッカー公式戦で、FC大阪が1-0の劇的勝利

東大阪市にホームタウンを置き、J3リーグ参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)所属のFC大阪。 6月19日(日)JFL第12節が行われ、FC大阪はホーム・東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド(以下、花園第1)で鈴...

対戦相手のキングカズこと三浦知良選手効果もあったため、このときほどとはいかないかもしれませんが、通常よりも集客は見込めるのではないでしょうか。

サッカーゴールが置かれた花園第1(6月19日)。

次節のホーム戦は11月5日(土)。服部緑地陸上競技場で首位HondaFCとの試合です。まずはここで何人集められるか。スタジアムに足を運んで、みんなで歴史を作りましょう。

順位は以下のとおり(上位10チームのみ)。

次節は10月30日(日)。アウェイ・永添運動公園(天然芝グラウンド)にてヴェルスパ大分と対戦します。13時キックオフ。次節も勝利し、順位要件を達成しよう！

この試合の公式記録はこちら。