ようこそ、東大阪へ。
2022年9月15日(木)、加納に燕三条背脂ラーメン八九十(やくと)がオープンしました。
府道21号線(八尾枚方線)沿い、三洋橋南交差点の北側です。
燕三条背脂ラーメンとは…。
新潟県県央地域(燕市・三条市)のご当地ラーメンで、麺はうどんのような極太麺。煮干しなどの魚介類の出汁が効いた、濃口醤油のスープに、豚の背脂が表面を覆っているのが特徴。具としては長ネギではなく玉ネギが用いられることが多い。
(Wikipediaから引用)
「大阪で提供しているのは、うちを入れておそらく2店舗。」と、取材に応えてくれたのは店長の米原さん。
店名の「八九十」の由来は、オーナーさんにお子さんが3人いて、8月・9月・10月に生まれたからにちなんで付けたそう。そんな茶目っ気あるオーナーさんから「ラーメン店をやってほしい」とリクエストを受けて、米原さんが試行錯誤。しかし、なぜ大阪で馴染みのない、新潟のご当地ラーメンなのでしょう。
数年前まで北陸の飲食店に勤務していたと米原さんは、地元に根付く燕三条系ラーメンのファンでした。
「以前、ここで営業していた『中華そば勲』さんで、燕三条系ラーメンが人気だと聞いて、それなら僕も好きだしと、勝負することにしました」
もちろん看板メニューは、燕三条系の「八九十ラーメン」。
とは言え、多くの大阪人には馴染みのない味。米原さんは、自身の飲食店経験と技術を駆使します。
大阪人の口に合うようにスープも調整しつつ、「新潟に長岡生姜醤油ラーメンというご当地ラーメンがあって。長岡生姜醤油ラーメン+燕三条系ラーメンをイメージしています」とにくい工夫も。こってりそうな見た目ですが、しつこさはありません。
本場の燕三条系ラーメンは生のタマネギを使用しますが、ラーメンはより熱々で提供したいという米原さんのこだわりから、茹でてトッピング。
その他、北陸と大阪で過ごしたことのある米原さんにしか出せない要素が凝縮されています。
おすすめは「肉増し」。ぜひ八九十こだわりの厚切りチャーシューを食べてください。
ライスランチなら「背脂・チャーシュー・ご飯」の黄金トライアングルが堪能できます。
もう1種類八九十オリジナルで、担々麺も提供。
「味噌ラーメンや塩ラーメンも試したんですが、メインとは対になる味を開発しました」。
同じスープを使いながら、極太麺の燕三条系ラーメンに対し担々麺は平麺を。坦々特有の香辛料にも負けない小麦の香りが口に広がります。
オープンから2ヶ月足らずでがすでに常連さんも多く、人気店の一角に。
なぜか東大阪の人は燕三条系ラーメンが好き。そんな未来の中心に八九十があったらうれしいな。
■燕三条系ラーメン八九十
住所:東大阪市加納8-7-2
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜22:00
電話番号:072-873-3131
定休日:水曜日
SNS:Instagram
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閉店情報
JR鴻池新田駅から
イオンに向かう高架下にある
自転車屋さんチャリンコタウンが
22年の営業を辞めるそうです。
ちょっと変わったおっちゃん
70歳で引退すると決めていたそうで
今年いっぱいらしいです。
残っている自転車
特売するそうです。