東大阪市をホームタウンとし、今季からJ3リーグを舞台に戦うFC大阪。5月13日(土)、明治安田生命J3リーグ第10節が行われ、FC大阪はアウェイ・ロートフィールド奈良にて奈良クラブと対戦しました。結果は1-0で勝利。連敗を2で止めました。
FC大阪と奈良クラブは、ともに昨季JFL(日本フットボールリーグ)からJ3リーグに参入。FC大阪が2位で、奈良クラブが1位でした。
ちなみに、地域リーグからJFLに参入した年度も同じ(2015シーズン)で、このときもFC大阪が2位で、奈良クラブが1位。両チームとも一心同体のような歩みですが、FC大阪はずっと2位でした。選手たちは「J3では俺たちが優勝してJ2へ」と意気込みます。
試合前の順位はFC大阪が18位で奈良クラブは1位と、ここまでは対象的な両チーム。ホームタウンが生駒山を挟んだ立地のため、2チームの試合は「生駒山ダービー」と呼ばれます。
FC大阪は松本山雅戦からスタメンを3人入れ替え、また以前あのバルセロナに所属していて4月29日にFC大阪に加入したFWジャン・マリー・ドングーがベンチ入り。
前半開始早々、FW古川大悟が強烈なシュートを繰り出すなど、FC大阪が攻撃面で主導権を握ります。しかし雨が降り出すと同時に相手がボールを握る時間が増え始めますが、相手の攻撃は守備陣が落ち着いてブロック。スコアレスで試合を折り返します。
後半も相手がボールを握る展開でしたが、後半14分にMF吉馴空矢に替えてFW今村優介を投入すると前線でボールを収めることに成功し、再びFC大阪がペースを握り始めます。
すると後半28分、ペナルティーエリア内でDF松田佳大が相手GKに倒されPKを獲得。このPKを以前奈良クラブに所属していたFW島田拓海が落ち着いて決めてFC大阪が先制に成功します。
その後は危なげない守りで、そのまま試合終了。
「沼津、そして松本山雅と、非常に内容では良いゲームをしていた。しかし1点が遠く、ちょっとした隙きを見せた中での敗戦が続いてたという状況だったので、この試合に関しては守備陣もしっかりと隙きを見せずにクリーンシート(無失点のこと)で終わってくれたのが良かった」と、志垣良監督は笑顔を見せます。
次節は5月27日(土)14:00K.O.。ホーム・東大阪市花園ラグビー場でヴァンラーレ八戸と対戦します。志垣監督や島田、DF板倉洸、GK服部一輝など昨季まで八戸に所属していた選手も多くいるFC大阪。相手のことをしっかり分析して、ホームで連勝といきたいところだ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。