東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年3月30日(土)、2024明治安田J3リーグ第7節が行われ、ホーム・東大阪市花園ラグビー場にてFC今治と対戦しました。結果は0-0のスコアレスドロー。これで4試合連続のスコアレスでの引き分けとなりました。
Jリーグ1年目の昨季は、守備ではリーグで3番目に少ない失点数で終えましたが得点数は5番目に少なく、今季は得点力向上のために新たに大嶽直人監督を招へいしました。
開幕前の練習試合では6試合負けなし。また今季開幕から3試合で
第1節 vsAC長野パルセイロ 2-1
第2節 vsY.S.C.C.横浜 2-0
第3節 vsツエーゲン金沢 6-2
と総得点は10点。今年は昨季の堅守に加えて攻撃も強力になったかと思われましたが、その後4試合続けてのスコアレスドローとなっています。
この状況に大嶽監督は「正直悔しい。最後のシュートの強度を上げたり、(クロスから)あと少しのところを合わせられるように練習からやっていく」と話します。
では、なぜ4試合連続で得点が取れていないのか。
今季のFC大阪の得点パターンは10得点中
セットプレーから 7ゴール
クロスから 2ゴール
30m未満のパスから 1ゴール
と圧倒的にセットプレーからの得点が占める形に。昨季からFC大阪はセットプレーからの得点が多く、ほとんどのチームがそれを警戒しています。
「相手に対策をされた時に試合の中でどう修正できるか。チャンスの回数をもっと作る必要もある」と今治戦でゲームキャプテンを務めたDF舘野俊祐。
また、FC大阪は相手のボールを奪ってからのショートカウンターを得意としています。相手が引いて守ってきた際はそれが出しにくい状況となり、得点が奪えない要因になっているとも言えるでしょう。
得点が取れるようになるには、対策をされたときにどう対応できるか。
キャプテンのMF木匠貴大も以前、「ポジショニングやコンビネーション、アイデアの引き出しを増やさないといけない」と話していました。
今治戦ではあと少しでゴールというシーンも目立ち、↓のような攻撃が増えてくれば得点も生まれるでしょう。
【👍NICE PLAY👍】
🏆明治安田J3リーグ第7節
📆3/30(土) 13:00 KICK OFF
⚔#FC今治左サイドをドリブルで駆け上がったMF #利根瑠偉 からのグラウンダーのクロスにFW #島田拓海 が上手く合わせてシュート⚽️
その後もこぼれ球をMF #久保吏久斗 が2度ゴールを狙うも、相手DFに阻まれる。#FC大阪… pic.twitter.com/fB7icn6mmw— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) March 30, 2024
次節(4月6日)の対戦相手は、昨季までJ2に所属していた大宮アルディージャ。J1にも所属していたことのある強敵で、今季は無敗(4勝2分)です。ちなみに無敗なのは大宮とFC大阪のみ。大宮はここまでリーグ2位タイの12ゴールを挙げており、そのうち半分がクロスから。強力な攻撃を跳ね返して得意のショートカウンターやセットプレーから得点を奪えるのかに注目です。
ただ、ここまで負けなしで来ているというのも事実。順位も3位につけています。FC大阪といえば1点取れば勢いに乗るチームなので、次の試合で得点が取れればここから上昇していくでしょう。
さて、次節の大宮戦はアウェイ・NACK5スタジアムにて14時キックオフ。ホッケー梶間ももちろん取材に行きます。
第7節のハイライトはこちら↓
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。