まるでホテル!新しくなった「小阪産病院」へようこそ
- 2015/9/7
- 暮らし, 河内小阪駅
- リーガロイヤルホテル, 小阪レディースクリニック, 小阪産病院, 産後ケアセンター
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なんの受付に見えますか?
この受付、ホテルではありません。なんと産院です!
東大阪市・小阪にある「小阪産病院」は地域に根付いて84年。「小阪の産院さん」と呼ばれ、地域の人々に愛されてきました。
1年間の合計分娩数は、約1800件と全国でもトップクラス。1日平均4〜5人もの赤ちゃんを取り上げています。市外からも患者が通う人気の産院なのです。
今回は、4月に新病院をオープンした「小阪産病院」で最新の設備を見学させてもらいました。

新病院は、元あった病院の南側。どことなくアカデミックな雰囲気が漂います。
エントランスを入ると、案内カウンターが!コンシェルジュさんが、診察・面会などの案内をしてくれます。

デパートにあるような案内カウンター。奥には受付・待合ロビーが。
「取材の方ですね、少々お待ちください」とコンシェルジュさん。
しばらくして現れたのは、統括マネージャーの栗本さんです。「せっかくなので、病室をご覧になりますか?」との言葉に誘われ、2階へ。

ジャーン!ドアを開けた瞬間、病室のイメージが覆される…。
ここは特室。ベッドをはじめ、ソファ、簡易台所、シャワールーム、洗面所、天井にはシャンデリアまで。家族なら宿泊も可能です。
「母子同室の推進と、お母さんと赤ちゃんに少しでもリラックスしてほしいとの思いで、個室を増やしました」とのこと。静かでゆっくりできるプライベートリゾート、いえ、プライベート病室です。

2階のラウンジ。奥は病室、右はナースステーション。明るく優しい雰囲気が漂います。
エントランスや病室を見ただけでも分かる豪華さですが、まだまだ驚きの空間が。
美容室にエステティックサロン、ダイニングルームまで完備。さらに、出産後のお祝いとしてリーガロイヤルホテルのシェフが作る「お祝いディナー」が楽しめてしまうのです。
リラックスできる環境で、赤ちゃんを産む。そう、「小阪産病院」が大切にしていることは、患者への手厚いケアです。

電子看板のメニュー表。お祝いディナーは季節によってメニューが変わります。
さらに、婦人科・乳腺外科専門の「小阪レディースクリニック」、産後のサポートをする「産後ケアセンター」を7月に開院。施設を分けることで、より専門的なケアが可能になりました。
特に「産後ケアセンター」は、産後のお母さんと赤ちゃんのための画期的な施設。お風呂の入れ方から授乳方法、精神的なサポートまで、ベテラン助産師さんがつきっきりでケアします。
今のお母さんは、核家族のため、赤ちゃんの育て方を教えてくれる人が近くにいないケースが多いのだとか。「その補助ができれば」と、「困ったときのかけこみ寺」としての役割が期待されています。

「産後ケアセンター」には、美しく手入れされた庭が。カフェも併設しています。

「小阪レディースクリニック」を案内する栗本さん。
患者のケアに注力し、市外からでも「通いたくなる」小阪産病院。栗本さんは、こう言います。「当院のスタッフは、産婦人科病院が日本の出生率を上げる事ができれば良いなぁ、なんて壮大な夢を持っているんです。そのために、『もう一人産みたい』と思ってもらえるような環境作りをしていくことが、私たちの使命と感じています」。
患者を喜ばせるためだけではなく、日本の新しい世代を作っていくための取り組み。それが小阪産病院が出した、少子化への答えのように感じました。
とは言っても、なかなか入る機会がない産院。まずは「産後ケアセンター」併設のカフェへ行ってみてください。きっと「小阪産病院」の思いがあなたに伝わるはず。
私は、まず検診へ行ってみようかなぁ。

カフェは、患者をはじめ誰でも利用可能。
■小阪産病院
住所:〒577-0807 大阪府東大阪市菱屋西3-6-8
TEL:06-6722-4771
駐車場:あり
アクセス:河内小阪駅より南へ徒歩3分/河内永和駅より徒歩南東へ10分
■小阪レディースクリニック
住所:〒577-0807 大阪府東大阪市菱屋西3-4-13
TEL:06-6729-1192(いいクリニック)
駐車場:あり
診療受付時間:8:30~11:30、13:30~16:30、16:30~18:30
アクセス:同上
■産後ケアセンター小阪
住所:〒577-0807 大阪府東大阪市菱屋西3-4-13
TEL:06-6729-1135(いい産後)
駐車場:あり
アクセス:同上
備考:<カフェ営業時間>月・水・金・土: 9:00~17:00 火・木: 9:00~19:00
<定休日>日・祝 <TEL>06-6224-1151(いいコーヒー)
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