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- 知ったか高校ラグビーレポート① 〜これであなたも花園通〜
いよいよ始まった、高校ラグビー!東大阪市花園ラグビー場では連日熱い戦いが繰り広げられます。
週刊ひがしおおさかでは、全試合を戦評と写真付きでレポート!同時に”その日の出来事”と題し、早わかり高校ラグビーガイドをお送りします。
大会1日目(12月27日)の出来事
・前回大会ベスト4の尾道(広島)が深谷(埼玉)に敗れる。深谷15山沢、要注目。
・伏見工が現校名での最後の大会を爆勝スタート。
・天理が圧勝で、30日2回戦で常翔学園と対戦することに。
・五郎丸歩(現ヤマハ)の母校・佐賀工が強豪春日丘に競り勝つ。
・らいよんチャン五郎丸ポーズバージョンが会場前に出現。
全試合レポート
第1グラウンド
天理90-7山形南
例年ならシード校であったであろう天理が山形南に対し圧勝した。キックで敵陣に入ると的確にトライを重ね、守っては早い出足で前に出させない。山形南は終了間際の1トライのみだが、スタンドからは大きな拍手が起こった。
尾道15-18深谷
前回大会ベスト4の尾道が、モールとラックサイドのアタックでトライを重ねると、深谷は15山沢のキックを中心に追いすがる。後半16分に追いついた深谷は、残り2分でPGを成功させそのまま逃げ切る。両チームとのディフェンスがしっかりしており、しまったゲームだった。
荒尾・岱志7-39仙台育英
互いにミスが多く、重苦しい序盤だったが、荒尾・岱志がモールドライブでトライをあげ先制すると、バックスタンドの応援団から大声援が。その後は仙台育英が巧みなキックでエリアをとり、確実にトライを積み上げる。
第2グラウンド
津山工7-76新潟工
大型FW要する新潟工が試合開始より接点で圧倒。着実にトライを積み上げていった。津山工は少ないチャンスに攻めても、固いディフェンスに阻まれる。後半19分ゴール前ペナルティから9題府が速攻でトライをあげ、一矢報いた。
北条7-37遠軽
北北海道代表の遠軽が、安定したセットプレーで試合を優位に進める。北条は前半21分にこぼれ球を10篠原が足にかけインゴールへ持込トライ。しかしその後はしっかりしたディフェンスに阻まれ、逆にトライを量産されてしまった。
和歌山工30-5魚津工
大応援団が声援を送る和歌山工がFW、BK一体となって5トライをあげて魚津工を退けた。開始早々にBKでトライを奪った魚津工だったが、その後は速いディフェンスの前に攻めきれなかった。
第3グラウンド
高鍋21-24青森北
一進一退、ハーフウェイラインを軸にした攻防の接戦となった。21-17、高鍋が逃げ切るかと思われた後半29分。直前にチャンスを活かせなかった青森北は10木村が敵陣でチャージ。転がるボールを自らが拾い上げ、逆転する。手に汗握る緊迫した試合だった。
伏見工78-0郡山北
全国制覇4度を誇る強豪伏見工と初出場の郡山北が対戦。ボールを自在に動かす伏見工に対し、郡山北はなす術がない。14トライを上げた伏見工が快勝。郡山北は、次なる一歩を来年の花園で期待したい。
佐賀工24-21春日丘
両校ともシード校になっていてもおかしくない実力校。試合は予想通りのシーソーゲームとなった。決着したのは試合終了間際。17-21から佐賀工4栗丸がラックサイドをついてトライ。逆転勝ちで、2回戦に進出した。
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