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- ライナーズ4強ならず 神戸製鋼に瑞穂で大敗
いよいよ始まった「LIXIL CUP」。ジャパンラグビートップリーグの頂点を決める、トーナメント戦です。
グループAを5勝2敗、3位で通過した近鉄ライナーズは、グループB2位の神戸製鋼と対戦。1月9日(土)、パロマ瑞穂ラグビー場にて行われました。
気になるスタメンは、トンプソン、デアリエンディの主力選手を欠く中、スピースやウィンターステインを中心に、南藤、浅岡など新旧混合のメンバーで挑みます。
ライナーズ15高のキックで風下からスタートすると、序盤はキック合戦に。キックで深く切り込む神戸製鋼にライナーズも応戦しますが、押され気味。
互いに様子見が続いた前半11分、攻めていたライナーズでしたが、ハーフウェイラインでのラックからこぼれたボールを奪われます。外でゲインされ、15正面がゴロパント。拾った13南橋に先制トライを決められます。
取り返したいライナーズですが、接点で負け、攻守ともに前に出られません。神戸製鋼の強靭なタックルに行く手を阻まれ、進むどころか後退してしまいます。19分には2トライ目を奪われ、0-10に。場内には「取り返せ」コールが響きます。
23分、なんとか相手陣22m付近へ攻め込んだライナーズは、ラインアウトからフェーズを重ねます。油断した神戸製鋼は思わずペナルティ。ショットを選択すると、ほぼ正面の位置から10重光が確実に決め、3-10と食らいつきます。
しかし、直後の24分。リスタートのキックを神戸製鋼にキャッチされ、瞬く間に左隅へトライを決められてしまいます。ここから、といった時に痛恨の一撃。3-15と離されます。
その後2トライを奪われ、トライを生み出せないまま3-25で前半を終えます。
リザーブのテイラーが12ウィンターステインと交代し、後半がスタート。嫌な流れを断ち切りたいところでしたが、ここでも神戸製鋼に先手を打たれます。
3分、自陣ゴール寸前で耐えるライナーズは、地域を挽回するため22m付近へキック。しかし、ボールをキャッチした神戸製鋼15正面に、そのままDG(ドロップゴール)を決められます。後半早々痛い失点。
3-42で迎えた満身創痍の30分。相手ペナルティでなんとか相手陣ゴール直前に迫ったライナーズがフェーズを重ねると、荒いプレーの神戸製鋼にシンビンが。リスタートで、9金から20ラトゥイラへボールを渡すと、ディフェンスを掻き分けて引きずりながら渾身の初トライ!Gも成功し、10-42と一矢報います。
もう1本返して終えたかったライナーズですが、アタックにミスが出て試合終了。4強へ駒を進めることは敵いませんでした。
「相手の強いディフェンスでテンポがつかめなかったのが敗因。アタックは悪くなかったので、次もライナーズのラグビーをしていきます」と前田監督は次節への意気込みを見せました。
【週ひがMVP】ラトゥイラ・レプハ選手
今回のMVPは、最後の最後に1トライを奪取したラトゥイラ選手。「どんな状況でもスコアする。それがチームの目標だから」と恥ずかしそうに流暢な日本語で話してくれました。
次節はLIXIL CUP第2節、1月16日(土)11:40~ 秩父宮球技場にて、キヤノンイーグルスと対戦です。勝って、5位決定トーナメントに進みましょう!
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