日本初の延長戦で劇的勝利!NTTコムを制し、ライナーズ7位

先週、キヤノンに敗れた近鉄ライナーズ。トンプソンやデアリエンディ、高といった主力選手が欠けて満身創痍の中、シーズン最後の試合に挑みます。
ラストゲームは1月23日(土)、パロマ瑞穂ラグビー場にて。7位決定戦が行われました。

対戦相手はNTTコミュニケーションズ。リーグ戦ではライナーズが20-18で逆転勝利を収めましたが、油断は禁物。主力選手のマフィとヤンチースがリザーブ入りし、終盤での接戦が予想されます。
一方ライナーズは、先週のキヤノン戦で久しぶりの登場となった松井、宮田が引き続きスタメン入り。リザーブにはラトゥイラとテイラーが入り、投入のタイミングが注目されます。

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ほぼ無風の中、NTTコムボールでキックオフ。
序盤はせめぎ合って様子を見ますが、5分、ライナーズがオフサイドを犯しPGで先制されます。
まだまだここから…のはずでしたが、ミスが目立ち始め、ペナルティが続出。ディフェンスもうまくいかず、どんどん自陣に攻め込まれます。

攻撃のチャンスをつかめないまま迎えた15分。NTTコムのアタックに翻弄されたライナーズはタックルでミスし、トライを決められます。0-10に。

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ディフェンスに徹するしかないライナーズ。

早めに1本取り返したいところですが、接点でも負け、自陣でのプレーを余儀なくされます。
22分にはターンオーバーからトライを決められ、さらに苦しい展開に。防戦一方となります。
前半終了間際、NTTコムのミスからなんとか敵陣22m内へ攻め入りフェーズを重ねますが、強固なディフェンスに阻まれそこから前へ進めません。前半は為す術のないまま、0-17で折り返します。

まずは1トライ決めたい後半戦。開始と同時に22三原、23テイラーを投入すると、少しずつ攻めの姿勢に。
11分、23テイラーが自陣から独走して大きくゲインし、敵陣ゴールライン手前まで迫ります。そこから一気にライナーズペースとなると、ディフェンスに回るNTTコムはペナルティを何度も犯し、5アイザック・ロスにシンビンが。
数的優位にたったライナーズは12分、ゴール直前のマイボールスクラムを今がチャンスとばかりにググッと押し込み、9金から右にいた23テイラーへ。ヤング・ガンはもう止まらない!タックルを引きずりながら、右端へようやく最初のトライ!5-17とします。

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この日ビッグゲインを繰り返した23テイラー。

ここから反撃開始です。NTTコムは20マフィ、22ヤンチースを投入し、しばらくハーフウェイラインを挟んだ激しい攻防が続きます。しかし、流れをつかんだライナーズは相手のミスから攻撃を仕掛け、どんどん前進。
27分、マイボールのラインアウトからフェーズを重ねてゴール直前へ。密集から20ラトゥイラ、8スピースへとパスをつなぐと、手を伸ばして置くように右中間へトライ!Gも決まり、12-17に。あと1トライで同点です。

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トライを決める8スピース。

2トライめをあげ、時間を経るごとに動きが良くなるライナーズ。残すはあと10分。FW、BK一体となり猛攻を仕掛けます。
36分、NTTコムのペナルティで得たマイボールスクラムから、ボールを左右へ振って徐々にゴール手前へと近づきます。ミスをしないよう我慢してつなぎ、最後は12吉川が左端にトライ!17-17と、ついに追いつきます。

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やった!タックルを受けながら、12吉川がトライ!!

残り数分間、お互い激しくぶつかり合いますが、最後の最後、ライナーズにペナルティ。22ヤンチースに右中間残り40mからPGのチャンスを与えてしまいます。ほぼ無風、ここまでか…と誰もが思った直後、わずかに左にそれ外れる軌道。ショットは決まらず。17-17でホーンが鳴り、後半が終了します。

トップリーグ史上初の延長戦に突入です。
ライナーズボールのキックオフで延長戦が開始されると、ライナーズは後半の流れを保ったままどんどん攻め込みます。パスを回し、密集を作りながら少しずつゴール前に近づきます。我慢、我慢。…そしてついに、ゴールライン直前の密集から飛び出した2永下がトライ!
22-17で、試合終了。前半からは見違えるほどのプレーを見せ、大逆転勝利を収めました。

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2永下、飛び込みトライ!

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試合終了後、選手・スタッフ全員で円陣を組み勝利を喜ぶライナーズ。

「最後に我慢して、取るところでしっかり取れました。延長戦は難しかったですが、最高のプレーができました」と満面の笑みを浮かべる豊田キャプテン。

順位決定トーナメントが終わり、シーズンももうすぐ終了。ライナーズは昨年の成績12位を大きく更新し、7位となりました。

【週ひがMVP】アンドレ・テイラー選手
今シーズン最後のMVPは、ビックゲインとトライでライナーズへの勝利の流れを作ったテイラー選手。「グラウンドに立てば、自分が与えられた仕事を最高のパフォーマンスで行う。今日はそれができてうれしいよ」と語ってくれました!

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「今シーズンはギリギリのゲームに勝つことができた」と総括した前田監督。「ここがライナーズのスタンダード。さらにステップアップし、来年以降レベルを上げていきます」と身を引き締め、ライナーズは次のシーズンへと向かいます。

 

 

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mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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