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- 新体制ライナーズ初戦、日野自動車にまさかの惨敗
いよいよ始動した、坪井章新監督率いる近鉄ライナーズ。これからどんなチームになっていくのか。
注目の初戦となる春のオープン戦が、5月28日(土)花園ラグビー場第1グラウンドで行われました。
対戦相手は日野自動車レッドドルフィンズ。昨年のオープン戦では、31-14でライナーズが勝利しています。
絶対に負けたくない、大事な初戦は40分を2本。1本目は、今シーズンからFWリーダーとなったNo.8田淵をキャプテンに、ベテランから若手までフルメンバーで挑みます。新人ではライナーズ入団後にPRに転身した田中健太、2m超えのLOマイケル・ストーバークが先発し、どんなプレーを見せてくれるのか期待に胸が高まります。
風は弱く、どんよりとした曇り空の中キックオフ。
前半からどんどん攻めたいライナーズでしたが、スクラムで押され気味。ラインアウトのキャッチはうまくいくも、受け渡しでのミスが目立ちます。
キックチェイスでは勝るものの、攻めるチャンスを見いだせず、ハーフライン付近でプレーすること約20分。
SO三原の長くて正確なタッチキックで、敵陣深くに攻め込むと、21分、ラインアウトからつないだボールを新人PR田中へ。タックルを受けながらも力強く走って、中央やや左に先制トライを決めます。
コンバージョンも決まり7-0に。この調子で勢いをつけたいところですが、日野自動車の激しいアタックでトライを奪われると、その後は後手に回ります。
ディフェンスラインが遅れがちに。今日のライナーズは前半にして疲れが見えはじめます。33分に2トライめ、40分にはPGを決められ、7-15でリードされて前半を終えます。
2本目は、メンバーを全員入れ替え。こちらもベテランから新人まで偏りなく出場します。
新人SO野口の好キックでボールを前へ進め、相手陣ゴール前へ迫る場面はあったものの、接点でボールを奪われ徐々に自陣へ後退。
ディフェンが手薄になり、27分、30分と立て続けにトライを奪われ7-29に。もう後がありません。
なんとか糸口を見つけたいライナーズ。依然として相手ペースでしたが、38分、相手陣22m内でミスに素早く反応したFL堀が空いたスペースを見つけ、一気に走ってトライ!12-29とします。
しかし、意地のトライ虚しく、最後まで日野自動車ペースのまま12-29で試合終了。
坪井新監督は「ケアレスミスが多く、2本目も改善ができませんでした。ただ、ネガティブには考えていません。色々なメンバーが初戦を経験しできたことはよかった。トップリーグチームとしてのプライドをもって、(今後の試合に)挑みたいです」と、前向きに熱く感想を述べました。
【週ひがMVP】PR田中健太
新人ながら初トライを決めたPRの田中健太選手が今回のMVP。「緊張しました。でも、思い切ってプレーすることができました。スクラムでは自身の力不足を感じましたが、いいところは見えたかと思います。」と、初戦の手応えを語ってくれました。
次回は6月4日(土)花園ラグビー場第2グラウンドにて、リコーブラックラムズとの定期戦。今回の課題を踏まえ、まずは1勝、お願いします!
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