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- ライナーズの新人さんいらっしゃ~い2016 File.2 田中健太選手
今年もやってきた「ライナーズの新人さんいらっしゃ~い2016」。近鉄ライナーズに入団した新人選手をどんどん紹介していきます。
第2回は、PRの田中健太選手。大阪桐蔭高校、明治大学出身の22歳。入団と同時にFLからPRへ転身し、さらなる成長の可能性を秘めたホープです。春のオープン戦では日野自動車との対戦でスタメン出場し、トップリーグ初トライをあげました。
ーよろしくお願いします。今日は練習があったんですか?
田中 はい、今終わったところです。あ、プロテイン飲んでいいですか?
ーどうぞ…っていきなりですが、すごい腕ですね。ムキムキ!
田中 上半身は大学時代に鍛えました。誰かにやれと言われたわけではありませんが、先輩の堀江恭介選手(現ヤマハ発動機ジュビロ)がとにかく体を鍛える人だったので、僕も自主的に。
ーなるほど。この筋肉のすごさを表す指標として、参考にお聞きしたいのですが…ベンチプレスはどれくらい上げるんですか?
田中 そうですね…4年の頃は160kg上げてました。
ーうひゃー。大人2、3人は持ち上げられるってことですね!
田中 筋トレはずっとしてます。積み上げて、数値を上げたいですね。強くなりたいから。
ー大学時代からずっと培われてきた筋肉なんですね。出身大学は明治。ラグビーの名門校です。大学選手権では、昨シーズンにベスト4入りしましたね。
田中 あくまで日本一を目指していたので、悔しかったですね。大学時代の試合は、鮮明に覚えています。
ー思い出深い試合ってありますか?
田中 そうですね。伝統の早明戦・大学選手権準決勝の東海戦・対抗戦の帝京戦…あげるときりがありません。中でも帝京戦ははっきりと覚えています。帝京リードの後半で3点差まで迫った時、明治コールが鳴り響いて…全身が震えました。絶対次、トライを取れる!と、ラインアウトがスローモーションに見えました。
ー漫画みたいですね…!
田中 はい。その瞬間、ラグビーやっててよかったなと思いましたね。結局その後トライを奪われ負けてしまいました。でも、やってきたことは間違ってなかったんだなと。
ー熱い、熱いです。それだけラグビーには特別な思いがあるんですね。
田中 ライナーズに入団したのも、やっぱりトップリーグでプレーしたいという気持ちが強かったからです。高いレベルでプレーしたいと思い入団しました。
ーなるほど。関東の明治大学から、大阪へ。
田中 もともと大阪の生野区出身なので、高校の大阪府大会などでよく試合をした花園ラグビー場は、慣れ親しんだ場所です。
ー土地勘は十分ですね。チームには慣れてきましたか?オフの日に同学年の同期3人で、仲が良くエキスポシティに行ったとお聞きしました。そこで野口選手1人がモデルにスカウトされたのに、3人連盟になっていたとおっしゃっていましたが…。
田中 いや、3人ともです!野口は、すぐに自分の手柄にしようとするので(笑)
ーどっちが真実なんでしょう(笑)。どちらにしろ、チームには慣れてきたようでよかったです。ポジションは、入団してからFLからPRに転身したそうですね。
田中 せっかくなので挑戦してみようと。スクラムでの体の形はつかんできましたが、足の位置や力の入れ方など、修正するところはまだまだあります。
ーなるほど。その場で修正できてこそ、トップリーガー。ストイックです。
田中 これからはセットプレーをしっかり覚えて、自分のスタイルを見つけたいです。どんな時でも、前に出ることを忘れないで、がんばります!
明治大学仕込みの「前ヘ」の精神で、常に挑戦を続ける田中選手。FL上がりのPRとして、どんなプレーが飛び出すのか楽しみです!
第3回は、同じくPRの新人選手を紹介します。
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