7月23日(土)、愛知県豊田市・豊田スタジアムにて「愛知・豊田ラグビーフェスタ2016」が行われました。トヨタトヨタ自動車OB対神戸製鋼OBによるレジェンドマッチをはじめ、元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんによるトークショーなど、豪華なイベントが盛りだくさん。
会場には6000人以上が来場し、夏の夕涼みにぴったりのイベントとなりました。
中でもメインはトヨタ自動車ヴェルブリッツ対トヨタチーターズの国際親善マッチ。トップリーグの強豪とスーパーラグビーの名門チームが激突しました。
結果は、62-13でチーターズが勝利。スーパーラグビー仕込みのプレーが続出し、チーターズのレベルの高さを顕示する戦いとなりました。
試合開始早々、チーターズがインターセプトからいきなりのトライ。対するトヨタ自動車は10文字(もんじ)がしっかりPGを決めて必死に食らいつこうとします。しかし、すぐに立て直してトライを奪い返チーターズを前に、次第に元気をなくしていきます。
24分にはトヨタ自動車が2本目のPGを決めますが、直後にチーターズがトライし、差を見せつけます。
FW・BKに関係なく全員ムキムキかつガンガンとパスを回すチーターズが生み出したトライは、前半だけで5本。29-6で折り返します。
後半に入るとさらに磨きがかかったチーターズ。スーパープレイを連発します。オフロードパスやバックフリップパスなどの華麗なテクニックに、会場からは拍手喝采。
ただ、スクラムでは押し負けず、気持ちで負けていないトヨタ自動車。後半29分に15ロビーロビンソンがようやく1トライを決めると、待ってましたと言わんばかりに歓声があがります。
しかし、そこでひるまないチーターズはすぐに奪い返します。ラストワンプレーでも抜かり無くトライを決めて、62-13で試合が終了。
会場はトヨタ自動車の大敗で意気消沈ムード…ではなく、チーターズが繰り出した世界最高レベルのプレーを目の当たりにし、終始お祭りムード。「いい試合だったね」と帰っていく家族連れの姿が見られ、ラグビーフェスタにふさわしい試合となりました。
もしかしたら、近鉄ライナーズとスーパーラグビーのチームとの対戦も夢じゃないのでは?と思わせてくれた今回のゲーム。2019年に向けてさらにラグビーを盛り上げていく国際試合が、花園でも行われる日を楽しみに待ちましょう!
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