インターン生の松下です。東大阪で「山」といえば生駒山。東大阪の人なら誰でも行ったことがある…というこの山で子どもたちがキャンプをしているとの情報を聞きつけ、取材に行ってきました。
訪れたのは「東大阪市立野外活動センター 自由の森なるかわ」。キャンプやアスレチックなどが楽しめる施設です。
キャンプを体験するのは東大阪市の子ども会に所属する5年生〜中学1年生の28人。ジュニアリーダー(JL)といって、リーダーシップの能力を養うための企画で、キャンプファイアー、流しそうめん、カレーコンテストなどを行います。1泊2日の行程で、初日は瓢箪山稲荷山神社から現地まで2時間かけて山登りしたのだとか。

お、ちょうど今から何かが始まる様子。
取材に訪れた2日目はカレーコンテストが行われている最中でした。キャンプでカレー作りは定番ですが、コンテストになっているなんて…!
「おいしいカレー」のレシピを元に作っていきますが、なんとこのコンテストに先駆け火の起こし方や野菜の切り方を予習してきたという子どもたち。

キャンプに向けた講習会の様子。火の起こし方を実践で覚えていたのです。
野菜を切る、お米を研ぐ、タイムキーパーなどあらかじめ役割をきめ、テキパキと動きます。
私は中学1年のフィールドワークでカレーを作りましたが、お米を研ぎながら陰で涼んでいる怠け者だったので、子どもたちが率先して動いていることに驚きました。

さあ本番!

「こういうところで食べるから、よりおいしいねん」と言いたくなる光景。
各班のカレーが出そろったので、審査タイム。不思議なことにレシピは同じでも各班味が違うのです。これが醍醐味ですね。
盛り付け、味、かかった時間などの項目を5段階評価で採点し、優勝した班にはトロフィーが贈られます。
採点するのは子ども会の役員さんたちで、「もう少し水分を飛ばした方がいいね」「もう一度この2班を食べ比べよう」とかなり真剣に話し合っていました。

ちなみに優勝した班は「Friends7」。盛り付けも味もエクセレントでした。
参加者にインタビューしてみると、「楽しかったことはカレー作り、流しそうめん!」と応えてくれました。
辛かったことは山登りという意見が多かったですが、キャンプを楽しむ子どもたちの笑顔が素敵でした。
役員の久森さんは「何事も経験が大事。いろいろなことを体で感じてほしい」と話します。
キャンプを通じて成長する子どもたち。自ら行動し、社会で活躍できるような子を育てているのですね。今回のキャンプに、こんな大きなテーマがあったとは。
私も、子どもたちに負けじと活躍できる社会人を目指そうと思います!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。