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- 一歩及ばず、ライナーズ6連敗!ホーム花園での勝利ならず
また、7点差。そんな悲しい叫びが聞こえてきたゲームでした。
前回から修正できた点はありました。しかし、一歩及ばず。結果は10-17で近鉄の惜敗。苦い結果となったキヤノンとの対戦は、12月10日(土)ホーム東大阪市花園ラグビー場にて行われました。
メンバーは前節より復帰した松岡、森田、宮田、テイラーを始め、ファインガやストーバークといった外国人選手も名を連ねます。リザーブには若手も控えており、どんな布陣でゲームを展開するのか期待が高まります。
前半は、向かい風のライナーズ。立ち上がりは自陣でのプレーとなりますが、キヤノンのトライをなんとか防ぐと、キックで前へ。自陣にいながらも、しっかりゲームメイクしていきます。
前節課題だったディフェンスは、12ファインガを中心に前へ出て食い止め、まずまずの及第点。相手のオフサイドを招くと、ライナーズが攻勢へ転じます。
アタックでフェーズを重ね、前半中盤のゲ―ムを支配。しかし、相手陣ゴール間際でターンオーバーされ、トライを取り切れないライナーズ。その後もノックオンなど細かいミスが続きます。
力は拮抗しているものの、風下のライナーズは徐々に自陣へと戻されていきます。
じわじわと攻めこむキヤノンに、ディフェンスが遅れるライナーズ。21分、空いた右側を狙われ、ついにトライを奪われます。0-7となると、そこからは自陣でのプレー。
38分には反則の繰り返しで豊田にシンビンが出ると、PGを決められ0-10とリードを許してしまいます。
得点できないまま、前半を終えます。
何としてでも追い上げたい後半。序盤、ボールの主導権を握ったキヤノンに自陣へ攻め入られますが、テイラーがキックでしのぐと、それを起点に反撃開始。エリアを広く使い、左へ回してゴールポストへ近づきます。
あと数メートル。ライナーズは、焦ってミスを連発するキヤノンにどんどんプレッシャーを掛けていきます。そして11分、相手のスクラムのコラプシングでPGのチャンス得ると、10野口が確実に決めて3-10に。
さあ、ここから。リズムに乗り切れないものの、キヤノンのパスミスからボールを奪い、前に出るチャンスを得たライナーズ。今度はスクラムで優勢に出ます。
22分、相手陣10mラインでのスクラムからFW、BK全員で縦に攻めます。最後に右端から走り込んできたのは15テイラー!ディフェンスを振り切って中央にトライを決めます。10野口のGも決まって10-10。同点に追いつきます。
さらに得点を重ねたいところ。しかし33分、連続ノックオンで自陣22mラインまで下がったライナーズは、隙を突かれてトライを奪い返されます。Gも決まって10-17。
残り7分、1トライ1ゴールをなんとしてでも取り返したい。ライナーズは必死の猛攻に出ます。トンプソン、統悦、金。ベテラン陣を中心に、何度も何度もフェーズを重ねます。
残り1分。緊張感漂う中、ミスなくいよいよゴール前5mまで迫ります。が、マイボールのラインアウトをスティールされます。終了間際にまさかの致命的なミス。ボールをもったキヤノンが蹴り出し、ここで試合終了となりました。
試合後の会見で、「細かいミス、積み重ねの部分で勝ちきれなかった」と坪井監督。
ライナーズは、これで6連敗。しかし、下を向いている暇はありません。課題は残りましたが、良い勝負はできていました。
「全員がボールをもらい、アタックができた。スクラムもよくできた」と振り返るのは、豊田キャプテン。
ホーム花園での勝利は叶いませんでしたが、次に繋がる希望も見えました。次節へ向け、MOVE FIRST!
そして、本日の週ひがMVPは野口大輔選手。新人ながら80分間試合に出続け、ゲームメイクを一任されました。
「前半はゲームメイクもうまくいき、風下でしたが10点で抑えることはできました。ただ、キックすべきところを焦って運んでしまう場面があり、自陣で無理をしすぎました。」と分析。
今日のピックアップ選手の試合後
・前節から復帰の森田選手
「ホーム花園で勝てなかった。ネガティブにならず、前を向いて行かないと!」とチームを鼓舞。
・No.8として出場した堀選手
「自分自身、フィールドプレーで評価してもらっているので、もっとボールをもらって動いていかないと。復帰したメンバーとのコミュニケーションも、取れていると思います。」
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