2月2日(金)14時、近鉄ライナーズは今シーズンを持って退団する選手・スタッフを発表しました。
選手12人、スタッフ5人の合計17人。トップチャレンジリーグに降格した2017-18シーズンは、今までにない多くの退団者を出し、終えることになりました。

選手
永下安武 HO 2014-2017年度(4シーズン)
王鏡聞 HO/PR 2014-2017年度(4シーズン)
佐藤幹夫 FL/NO8 2002-2017年度(16シーズン)
タウファ統悦 FL/NO8 2005-2017年度(13シーズン)
ソロモン・ティーポレ NO8/FL 2017年度(1シーズン)
森雄祐 SH 2011-2017年度(7シーズン)
榎本光祐 SH 2017年度(1シーズン)
吉川修司 CTB 2007-2017年度(11シーズン)
東郷拓也 CTB/SO 2012-2017年度(6シーズン)
田中優介 WTB/CTB 2007-2017年度(11シーズン)
ダニエル・リッキー・クシア WTB/CTB 2017年度(1シーズン)
ナイジェル・アーウォン WTB/CTB 2017年度(1シーズン)

スタッフ
スティーブ・カンバランド FWコーチ 2016-2017年度(2シーズン)
岡元義洋 分析 2016-2017年度(2シーズン)
弘田雄士 ヘッドコンディショニングコーチ 2014-2017年度(4シーズン)
愛場将太 メディカルトレーナー 2011-2017年度(7シーズン)
ソルベ・ローラン 通訳(生活サポート) 2017年度(1シーズン)

佐藤幹夫選手はチームにスタッフとして残ります。また、去就が注目されていたアンソニー・ファインガ選手、トンプソンルーク選手は来シーズンもライナーズの一員としてプレーします。

永下選手、ライナーズでの活躍ありがとうございました。やっぱり忘れられないのは、2015年のNTTコミュニケーションズ戦。サドンデスでの決勝トライです。グラウンドであったら、また絡んでください。

王選手、と言うか僕らはずっと「ワンくん」って呼ばせてもらってました。すごくかわいい笑顔とは裏腹に、抜群の運動量が印象に残っています。今年の急成長で、どこのチームでも活躍できるはず。次は敵かもしれないけれど、手加減無しでお願いします！

佐藤選手、2004年度に降格した時のキャプテンでした。良いときも悪いときもすべて知る尽くした佐藤選手をこれからは「佐藤さん」と呼ぶことに慣れるには時間がかかりそうです。お疲れ様でした！

統悦選手、ライナーズのジャージをもう見られないことに実感がわきません。一番チームがしんどい時に入団し、日本代表にまで上り詰めた姿は僕達の誇りでした。熱い気持ちとライナーズ愛を後輩たちに伝えてください。

ティーポレ選手、あまり試合には出られなかったけど「いつでもいい状態」と試合後に言っていたのが印象的でした。どこかでまた対戦すると思うけど、覚えていてくださいね。

森選手、試合に出られないことが続いても、腐らず努力し続けてきたひたむきさがとても好印象でした。どうかまたグラウンドで。まだまだ進化できるはず。

榎本選手、まさか1シーズンでお別れするなんて。寂しい限りです。強気で迫力あるプレー、近鉄ラグビーの正統後継者だと感じていました。次会う時は敵同士。絶対に好きに動かせませんよ！

吉川選手、CTBに入ったときの強さ。大好きでした。最近は「困ったときの吉川修司」と思うほど、チームのピンチを救ってくれました。一度、たっぷり話を聞きたかった。また！

東郷選手、イベントでいつもお世話になりました。選手として重光選手の跡を追う存在として、ずっと待ち続けていました。お疲れ様です。いつかライナーズに帰ってきてください。

田中選手、まっすぐ走らせたら日本代表クラス。初めて週ひがMVPを進呈したときの「え？僕ですか？」と言った姿が忘れられません。真っ正直に真っすぐ走ったライナーズ人生も、少し前傾で走って当たる姿も大好きでした。

クシア選手、いや、1年て(笑)フィリピン代表のプレー、もっと見たかったです。いつか週ひがもアジアの国際戦を撮りに行きます。その時はライナーズポーズで！

アーウォン選手、コンブリンク離脱後にライナーズのアタックを救ってくれたナイスガイ。まさにスーパーラグビー級でした。でかくて速い。本当にこんな選手がいるんですね。

この17人が「ライナーズにいたかった」と思ってしまうほどライナーズは来シーズン進化しなければなりません。みなさんありがとうございました！絶対に強くなってやる。絶対に！