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- ライナーズ、NTTコムに69点差の黒星「壁を感じる」トップリーグへの道
近鉄ライナーズ夏合宿のテーマは「rebuild(リ・ビルド)」。春シーズンを踏まえ、夏で再構築していこうという意味です。
7月30日(月)NTTコミュニケーションズシャイニングアークスとの対戦で、ライナーズが積み上げてきたものは破壊されました。
結果は、3ハーフ(40分間を3回)で28-97と大敗。チーム力の差を感じるゲームとなりました。
1、2ハーフはどちらもNTTコムが先制し、5本連続トライ。3ハーフでは両チームとも若手選手が主体となりメンバーの差はなかったものの、ライナーズの先制トライ以降5本連取を許してしまいました。
今回のメンバーは以下の通り。総勢37名のフルメンバーでした。
1 豊田 大樹
2 高島 卓久馬
3 前田 龍佑
4 MICHAEL STOLBERG
5 松岡 勇
6 LOLO FAKAOSILEA
7 田淵 慎理
8 IOPU IOPU-ASO
9 RYAN LOUWRENS
10 野口 大輔
11 PATRICE OLIVIER
12 森田 尚希
13 井波 健太郎
14 島 直良
15南藤 辰馬
16 浅岡 勇輝
17 中村 彰
18 才田 修二
19 寺田 桂太
20 山口 浩平
21 野中 翔平
22 堀 大志
23 村下 雅章
24 山口 知貴
25 熊崎 伸治朗
26 石井 智亮
27 尾上 俊光
28 辻 直幸
29 金 哲元
30 重光 泰昌
31 トゥキリ ロテ
32 三原 亮太
33 タウモエピアウ シリベヌシィ
34 矢次 啓佑
35 PARK HAN GYUL
36 住吉 藍好
37 吉井 耕平
「このレベルの相手に、ギリギリの場面で厳しいプレーを続けられません。気持ちが切れていました」と有水HC(ヘッドコーチ)。流れが決まっていない、競り合ったプレーで取りきれるかが問題だと課題を述べます。
「今日の試合で、全然順調にいっていないということがわかりました」と話すのはSO重光。
1ハーフめ序盤で野口と交代出場し、3ハーフまで出続けました。「ディフェンスが受けに回ってしまった。ぼく自身も、立っていただけ」と、ゲームを酷評。
トップリーグ復帰を目指すライナーズに、目の前の現実がはっきりと見えてきます。
ただ、「厳しい局面でもトライを取れる力はある」(有水HC)。
0-33で迎えた1ハーフめ42分。相手陣ゴール10m前からマイボールスクラムでやや押されるも、8イオプアソがサイドアタック。密集から左へ展開すると、ターンオーバーされますがパスミスを見逃さなかった13井波がインターセプトしトライ!まだ気持ちが切れていないことを証明します。
2ハーフめは序盤にスクラムトライやインターセプトでのトライを許し、完全に受け身に回っていたライナーズ。
しかし、30分、敵陣22mライン内のラインアウトからつないで15南藤、29金がゲインし10m付近へ前進。さらにラックから金、16浅岡へ。後ろから走ってきた33シリベヌシィに渡ると、中央にトライします。
流れができたライナーズは、さらに39分、NTTコムが展開していたボールを31トゥキリがインターセプトしトライ。30重光のGも決まり、21-64で2ハーフめが終了します。
「次は絶対に先制トライを取ろう」3ハーフ前に、選手たちは誓います。
若手選手中心の3ハーフめ。宣誓通り、先にトライしたのはライナーズでした。
5分、連続攻撃を仕掛けたライナーズは敵陣22m内に迫ります。重光がゴール直前にキックし、ラックができると19寺田が持ち出してトライ!
Gも決まり28-64と追いかけますが、その後は疲れからかディフェンスが常に遅れ、されるがまま。
先制トライから後は1本もあげられずNTTコムが得点を重ね、28-97で試合が終了しました。
チームの力差が明確となった今回のゲーム。
「3ハーフめは、越えなければいけない壁がはっきりと見えました。今日の結果で選手それぞれが壁を実感し、次につなげてほしい、いや、つなげなければいけません。」と有水HC。
この差を受け止め、夏合宿最終戦へ。挑むのは、同じくトップリーグチーム・クボタスピアーズです。
8月3日(金)14:00~東陵公園球技場にてキックオフ。
ドコモに勝った自信とNTTコムに負けた悔しさを、最終戦でぶつけよう!さあ、ここから再構築だ。We Are LINERS!
クボタ戦も、実況はTwitterにてミホロボット(@mihorobot)が担当予定です。
■ピックアップメンバーの試合後インタビュー
Youtube動画はこちらから
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