昨年末、入替戦に破れ惜しくもトップリーグ復帰は果たせなかった近鉄ライナーズ。
過去幾度となく栄光を勝ち取りラグビーファンに愛され、東大阪のシンボルとして長く花園ラグビー場を本拠地として戦ってきた「近鉄ラグビー部」は、今年90周年を迎えます。
そんな長い歴史を誇る近鉄のOB戦が、3月9日(土)に花園ラグビー場にて行われます。

そこに向けてOBのみなさんが花園ラグビー場で練習をしていると聞き取材してきました。

2月某日、花園ラグビー場バックスタンドの裏・練習グラウンドに集合したOBの面々。
ラグビー界で引退に相当する「社業に専念」されている皆さんと、独立されている方々なのでもちろん練習も夜。19時から始まります。

トップリーグで活躍した30代の元選手から、「ライナーズ」になる前のレジェンドまで。みんなで一つのボールを追いかけてタッチフット(タックルのないゲーム)。めっちゃ楽しそう。
走り回るなかには、前監督の坪井章さんや元監督の前田隆介さんの顔も。あ、前GMの木村雅裕さんもいるぞ！

約1時間、たっぷり汗を流したあとは、本番の3月9日の打ち合わせ。開始時間や式典についてなど、皆さんさすが社会人。テキパキと話が進みます。

「あべのハルカスなどで近鉄と縁の深い竹中工務店さんが対戦相手。実は今回で4回目なんですよ」
と話してくれるのは前田さん。
毎年春先に、花園ラグビー場で開催しているとのこと。

「今年は90周年。出場するOBだけではなく、多くの人に楽しんでもらえるように現役の選手たちにも手伝ってもらって…」
と気合い充分です。

試合開始時間や催し、メンバーなど詳細は調整中。
続報は週刊ひがしおおさかでも随時お知らせします。
90年の歴史を、花園で。
近鉄ファンを自認するみんなは、3月9日は空けておくように。
楽しみ。楽しみすぎるぞOB戦。