2月16日(土)、東大阪の街なかに突如たくさんの外国人の若者たちが登場。
一体何者だ?!
実は皆さん、京都の大学に通う外国人留学生。
9月のワールドカップに向けて、一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構がモニターツアーを実施。2018年秋に実施した「ひがしおおさか体感まち博2018プレ」で行った体験型観光を、外国人に楽しんでもらおうと企画されました。
ということで、週刊ひがしおおさかは取材&撮影班として帯同。まずは、長田の紙TO和さんに集合です。

京都からバスで1時間かけて到着。
大阪バスに揺られて到着した御一行。京都大学・同志社大学から18名の留学生が、紙漉きを体験します。

なにこの楽しそ感!
紙漉きで形を整え、草花を並べてポストカードを作っていきます。

「ひゃあ、手が震える!」と話しながら、おそるおそる好きな押し花を並べていきます。
和紙で封筒も作り、レターセットが完成。
やっぱり、何か形になると盛り上がります。

2種類の和紙を選び、封筒づくり。おー、かわいい!
さて、一行は再びバスに乗り込み八戸ノ里へ。
大阪が誇る食のコンテンツ「串かつ」を楽しむために「串かつ ちとせ」にやってきました。

熱々の串かつをほおばる一同。
ランチを兼ねて、串かつ体験。店主の田中さんが「二度づけ禁止ね!」と説明すると、留学生たちから
「ニドヅケキンシ…」
と口ずさむ声がチラホラ。
今日のお昼は貸切で世界各国からのお客様をお招きしました!
みなさん楽しんで頂けましたか?
ありがとうございました‼️
So many guests came to our place from all over the world. Thank you for coming to CHITOSE n HIGASHIOSAKA. We hope you had a good time‼️#higao #e_osaka #まち博 pic.twitter.com/QM8ylayztV— 串かつ ちとせ (@94katsu_chitose) February 16, 2019
相変わらず、ちとせさんは楽しんでくれる。
お腹が一杯になったら、すぐ近くへ。グリコのおもちゃデザイナーで画家の宮本順三さんが開館した「豆玩舎ZUNZO(ズンゾ)」で展示見学&おもちゃ作り。世界各国から集められた玩具やグリコのおもちゃに、留学生たちは興味津々。
その後のおもちゃ作りでは、サブローごまや万華鏡などを作り、日本のおもちゃ文化に触れました。

館長の英語での案内を熱心に話を聞く留学生軍団。「子どもからお年寄りまで、広い層が楽しめる博物館ですね」との感想も。感想がいちいち賢い。
このあとは、2班に分かれます。週刊ひがしおおさかはチームAのと一緒に菓匠庵白穂へ。弊社事務所から徒歩3分。
工場を見学し、和菓子作り体験も。試行錯誤しながら桜と梅の形の練り切りを作っていきます。

白穂の店主・新澤さんの技術にほれぼれ。苦労して作った練りきりは、速攻みんなの胃に入っていきました。
最後は、市役所22階へ。
夕日をバックに記念撮影をし、スペシャルゲストとしてトライくんも登場します。

はじめはお互いどう接して良いかわからず戸惑っていたものの、慣れてくるとハグ。
その後は展望レストラン「スカイラウンジ22」でディナーです。
食べるのはもちろん、東大阪ラグカリー。2色のカレーを東大阪の真ん中で堪能してツアーを終了しました。

2種のカレーに、ラグビーボール型のライスがどどん!
と、通常ならここで解散ですが、今回はモニターツアー。意見交換が始まります。
東大阪に対するイメージが真っ白だった皆さん。
「歴史を知れてよかった」「東大阪はモノづくりや工場の街なんですね」と、学びや気づきを口にします。
「楽しかったから家族にも教えたい!」といううれしい意見も。
一方で、
「外国人は個人で東大阪には行きにくいのかも。交通機関が難しい。」
と言った、現実的な話にもなりました。
まる1日、たっぷり東大阪で楽しんだ若者たち。帰りも笑顔でバスに乗り込みます。
しかしスタッフ側はもうフラフラ(笑)
そりゃそうだ!1日中おもてなししたんだもん。
てことで、ひとまずお疲れ様でした。
今日を糧にまた、東大阪の観光を前に進めていきましょう。
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