昭和45年生まれのラグビー選手が集結!「45年会」はラグビーの詰まった大会でした
- 2019/3/8
- ラグビー
- 45年会, ラグビー, 東大阪市花園ラグビー場
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ラグビー界に「45年会」というものがあるのを知っていますか?
昭和45年生まれのラガーマンが集まって東西対抗戦をするので、こう呼ばれています。初めて集まったのは2年前。ラグビーワールドカップ日本大会を盛り上げようと、SNSなどで声を掛けて実現しました。
2017年は名古屋、2018年は東京で実施。第3回めの今回は、3月2日(土)に東大阪市花園ラグビー場で行われました。45年生まれだけかと思いきや、46年・47年生まれの人たちもチームを作って参加します。
「2019年ラグビーワールドカップを盛り上げる!!」を合言葉に、選手、家族含め600人以上が集まりました。
開会式は野田義和東大阪市長のあいさつから。
「よく花園に戻ってきてくれました。高校生に戻った気持ちで今日は楽しんで下さい」と野田市長。
続いて、元日本代表監督故・平尾誠二さんの長男・平尾昴大(こうた)さんによる、ジャージーの寄贈が行われます。
2018年10月26日に花園感動大使に任命された平尾誠二さん。日本代表として実際に1995年のラグビーワールドカップ南アフリカ大会で着用したジャージーが、平尾昴大さんから花園ラグビー場内の花園ラグビーミュージアムに寄付されました。
「ここは父にとっても大切な場所。感動大使として、みなさんと感動を共有していきたいです」と昴大さんは話しました。
元高校日本代表監督の川村幸治さん、コメンテーターの谷口真由美さんがゲストとして登場。試合時は生で解説を聞きながら取材ができました。谷口さんのお父さんは元近鉄ラグビー部(現・近鉄ライナーズ)のコーチ。お母さんは寮母をしていたことがあり、花園に住んでいた過去も。
開会式が終わるといよいよ試合です。家族参加型、接触をしないタッチフット、激しい当たりをしないソフトコンタクト、タックルありのガチンコ勝負のハードコンタクトの4種が、各試合10分で行われます。
まずは家族参加型から。子どもでもできるようにと、タグラグビーが行われました。
各試合終了後には、写真撮影をします。
続いて45年会によるタッチフット。
タッチフットは、通常の半分の大きさで行われました。
続いては、ソフトコンタクト。
通常サイズで行われます。スクラムを組みますが、ケガをしないように形だけ。
プレーしている全員が笑顔。ラグビーをしたいから集まっているんだということが伝わってきます。
ここで全日程の半分が終了。
45年会西軍によるハカのパフォーマンスが始まります。
スタジアム全体に響き渡る声。そして、足踏みをするごとに揺れるスタジアム。本場のハカのような大迫力に圧倒されました。
最後にハードコンタクトの試合が行われます。
45年会vs46年会、45年会vs47年会、46年会vs47年会などの試合の後、メインイベントの45年会西軍と45年会東軍の戦いです。
ハードコンタクトなだけあって、かなり激しくぶつかり合います。見ていると、まだまだ現役でできるのではと思えるようなプレーもありました。
結果は19−0と3トライをあげた西軍が勝利。しかし、この大会の目的は勝ち負けではありません。
主催者は「みんなが楽しんでくれたらそれでええねん!」と、話します。
学生の時のように、楽しくラグビーがしたい。だから、ここに集まる。プレーしている姿は真剣ですが、その中に笑顔があります。ラグビーをしていたからこそ出会えたメンバー。再び一緒にできることを楽しみ、試合をしていました。
ホッケーにも、こんな会ができたらいいなぁ。
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