3月16日(土)、東京・秩父宮ラグビー場にてスーパーラグビーラウンド5・サンウルブズ対レッズの試合が行われ、サンウルブズは31-34で逆転負け。ホームでの初勝利は叶いませんでした。
我らが近鉄ライナーズのセミシ・マシレワはリザーブでの出場。後半28分からCTBシオネ・テアウパに代わりインしました。
マシレワは今日の試合を心待ちにしていた模様。「チーフス戦で首を打った時の影響で、出番が少なかったです。ブルーズ戦も本当は出たかったけれど、チームから休むよう言われました。それもあって、今日試合に出られるのを楽しみにしていました」と振り返ります。
出場時間が少なかったものの、彼の活躍を期待し現地へ向かった週刊ひがしおおさか。もちろんマシレワ贔屓でゲームを振り返っていきます。
今回のポイントは
・サンウルブズが先制トライを決め、前半を21-5とリード。粘り強いディフェンスが光った。
・後半は相手にペースを握られ、3連続トライを許し逆転される。
・再逆転するも、31-31の同点に追いつかれる。残り2分でPGを許し、3点差で敗北。
・マシレワがジャッカル。相手ボールを奪うナイスプレーを見せる。
スコット・ハンセンヘッドコーチ代行によると、勝てない要因は「一貫性のなさ」。
「皆が頑張っているのはわかる。ただ、頑張り過ぎてしまうところがあり、入らなくてもいいラックに加わり疲れてしまう。頭を使ってプレーすることが大事」と分析します。
マシレワのスタッツは以下の通り。
・ボールキャリー 1回
・ゲインメーター 1回
・タックル 2回
・ミスタックル 1回
・ターンオーバー(ジャッカル) 1回
・キックはしていない
チームがディフェンスに入っていた時間での活躍が見られました。
マシレワ試合後の話
ー自身が先週よりも進化したところは?
マシレワ ブルーズ戦と今日の試合は、アタックでは自分の入る場面が少なかった。そのかわり、ディフェンスでいいプレーができました。
ー確かに、ジャッカルするなど見事でした。
マシレワ ディフェンスは、スコット・ハンセンコーチのアドバイスにより、試合を積むごとに良くなっています。
ー負けてしまったが、敗因はどこにあると思いますか?
マシレワ 「ラグビーは80分である」という典型的な試合でした。最初は良かったけれど、後半はチームのモーメントが乱れて相手からのプレッシャーも強かった。チームは一丸となっているし、やることは良くなっている。今日はラグビーの怖さがわかった試合です。
ー今日は奥さんとお子さんが見に来ていたんですか?
マシレワ 日本での試合には毎回来ています。今は家族と離れていて、なかなか会えないので、会えるのを楽しみにしています。大阪で試合があるときも見に来てるよ。
今回アタックの進化は出場時間が少なく確認できませんでしたが、ディフェンスは目に見えて成長しています。
疲れも溜まっていないとのことなので、さらにタックルの判断を磨けば次回以降の出場が期待されます。
サンウルブズは次戦、3月23日(土)シンガポール国立競技場にてライオンズと対戦です。
マシレワの出場は、トンプソンの出場はいかに?第6戦は日本時間の19:55キックオフです。
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