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- やった!ライナーズ、NECに37点差で大勝利 熊谷の雪辱を果たす
やった、やったぞ!!熊谷の雪辱を果たしたぞ!
7月6日(土)トップリーグカップ第3節、近鉄ライナーズはNECグリーンロケッツと対戦し、56-19で大差の勝利を収めました。
ライナーズにとって「悪夢」のスタジアム、熊谷ラグビー場。
2018-2019シーズンのトップリーグ復活をかけた入替戦で、日野レッドドルフィンズに敗れた場所です。
そんな苦い記憶が残る熊谷に、ライナーズは帰ってきました。
忘れもしない半年前の屈辱。トップリーグに戻れなかったという現実を突きつけられ、涙を飲んだあの日。
「ここで心を折っちゃだめ。もう一回顔を上げて、上を目指そう」と言った有水ヘッドコーチの言葉。
一から再構築したこの半年。チームは確実に強くなりました。
「NEC戦は、自分たちがどこまで強くなったかを試す試合になると思います」と、ゲーム前に話していたのはマイケル・ストーバークゲームキャプテン。
昨年度トップリーグ王者の神戸製鋼との開幕戦、50-10で圧勝したマツダ戦を経て、現在2勝中のNECとの戦いです。
ライナーズは試合開始から相手にプレッシャーを与え、ペナルティを誘います。
試合が動いたのは前半8分。10正面が左端に出したキックパスを7野中がつかもうとしますが、ボールはバウンド。すかさずフォローに入った11南藤が12ステイリンに渡し、先制トライを決めます。
17分にはNECにトライを奪われますが、すぐさま取り返し14-5とリード。
勢いをつけたライナーズはさらに1トライし、5-21で前半を終えます。
後半でも序盤からゲームの主導権を握るライナーズ。
後半2分、相手陣22m内での攻防でボールを奪うと、菅原の突破からボールを右へつなぎ、2樫本がトライ。
前後半どちらも先制トライを上げられたことはライナーズにとって大きな自信に。そのまま自分たちのペースで試合を運びます。その後も3トライをあげ、49-5と相手を突き放しにかかります。
後半に入ったメンバーが、熱を切らさずに走りきったことも勝利のポイントでしょう。
ケガから復帰しエネルギッシュなプレーを見せた18前田、トライにつながる突破口となった19堀、高いワークレートを見せた新メンバー20ジェド・ブラウン…。
スクラムでは押し勝ち、ボールをつなげて取りきることができています。
なんとしてでも取り返したいNECは、36分、39分と立て続けにトライを奪いますが、最後のトライを決めたのはライナーズでした。
41分、NECのパスミスを見逃さなかったステイリンが、ボールを奪ってトライをもぎ取ります。
Gも決まって、56-19で試合終了。
ストーバークゲームキャプテンは、喜びを噛み締めます。
「熊谷は昨年の思いが残る場所です。昨年受けた敗北のダメージを、今日取り返すことができました。今日は本当にうれしいです」
屈辱の記憶を、勝利の記憶へと変えることができたライナーズ。
心を折らず顔を上げた結果が、こうして実ろうとしています。
次節、トップリーグカップ第4節で対戦するのは、リコーブラックラムズ。今季の練習試合では21-7でライナーズが勝利しましたが、公式戦ではいかに。NEC同様、自分たちが今どの位置にいるのかを見極める、重要な一戦です。
今シーズンはまだ始まったばかり、ライナーズはまだまだ成長できるはず。
さあ、ノッていこうぜ。GO!LINERS!
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