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ライナーズが日本一のチームになるために、チームビルディングで富士登山! ホッケー梶間が体を張って取材してきました
6月〜7月にかけて行われた「トップリーグカップ2019」。ライナーズはプール戦で、昨年度トップリーグ王者・神戸製鋼に惜敗したものの、NEC、リコーと、トップリーグのチームに勝利。プール戦を2位で終えました。
そんなライナーズが「日本一のチーム」になるために、8月28日(水)・29日(木)にチームビルディングとして日本一高い富士山に登りました。
富士登山の話が挙がったのは7月下旬。「週ひがからは誰が取材に来るのか?」と、ライナーズの中でも話題になったほど。
ミホロボ先輩は妊娠してるし…、編集長はあの体型だから足を引っ張ることになるし…。
「よし、ここは現役陸上ホッケー選手のホッケー梶間が行こう!」と抜擢されました。
ということで、ホッケー梶間が、ライナーズの富士登山の様子をレポートします。
旅程は、新大阪駅から新富士駅まで新幹線で移動。新富士駅から富士山5合目までバスで移動します。1日めは、富士宮ルートで5合目から元祖7合目(※注1)まで登り、「山口山荘」で1泊。2日めに山頂まで登り、ご来光を見て帰るという流れ。
さらに、選手だけではなく、有水剛志ヘッドコーチ(HC)をはじめ、コーチ陣・スタッフも全員で登ります。
注1・・・7合目には新7合目と元祖7合目があり、元祖7合目のほうが少し上にある。
富士宮口5合目(2400m)に到着!
って、めちゃくちゃ真っ白やん。
この日は気温がかなり低く、風も強かったのです。
急遽、防寒具などをレンタル。完全防備で頂上を目指します。
富士山の高さは3776m。宿舎がある元祖7合目は3010mなので、1日めは610m登ります。「え、610mって余裕やん」とこのときは思っていました。
さすがアスリート。この天候でも元気に登っていきます。
ぼくは選手たちの登山の様子を撮影しながら登ります。
30分ほどで6合目に到着。
ライナーズの選手たちはもちろん、ぼくもまだまだ元気です。
次に目指すのは新7合目。宿舎がある元祖7合目よりも、少し下にあります。
「新」とか「元祖」とかややこしいな。
5合目から6合目まではかなり緩やか。登山初心者のぼくでも楽々と登れました。
しかし、6合目から新7合目に登るにつれて、徐々に険しくなります。
新7合目に着いた頃にはもうクタクタ。雨風に打たれて泣きそうです。
そんな弱音を吐いているぼくをよそに、選手たちはまだまだ元気。
「練習のほうがキツイです…」との声も。
ストーバーク選手は「全然大丈夫です」と日本語で応えてくれました。
新7合目から元祖7合目を目指して出発。ここからはより一層風が強くなります。
ぼくはゴールの瞬間を撮り逃すまいと、先頭に。
登り始めて2時間、ついに1日めのゴール元祖7合目に到着。
1番にゴールしたのは、アンドリース・クッツェー選手。その後も続々と到着します。
ライナーズ公式ツイッターでもその様子がアップされていました。
なんとか宿舎である元祖7合目に到着しました。
1番最初にゴールしたのは、クッツェー選手です。 pic.twitter.com/rYhezkWOYi— 近鉄ライナーズファンクラブ(公式) (@liners_players) August 28, 2019
登り始めて約2時間。全員無事に元祖7合目まで到着しました。
天候が心配されますが、予定では午前1時に起床し、頂上を目指します。
晩ご飯の途中、主務の徳丸孝太さんから「早朝までに天候の回復が見込めないため、頂上に行くことを断念します」と残念なアナウンスが。
本来であれば頂上からご来光を見る予定でしたが、安全を考慮し、翌朝に下山することになりました。
翌朝、天気は何とか回復。
山小屋からでしたが、ご来光を見ることが出来ました。
いざ、下山。
登りよりも下山のほうが楽だろうと思っていましたが、膝にめちゃくちゃ負担がかかります。
2日間くらい痛みが治まりませんでした。
下山の途中、6合目から宝永山の火口を見に行く組と、そのまま下山する組とに分かれます。
ホッケー梶間は取材のため、半強制的に火口を見に行くことに。この日は天気が良かったので、宝永山の頂上まで見ることができました。
ここからは本当に下山。
獣道のようなところを通り、5合目まで降りていきます。
ついに下山。頂上までは行くことが出来ませんでしたが、達成感が満ち溢れます。
ふと上空を見ると…。見たことがない雲がかかっていました。
元祖7合目に1番に登ったクッツェー選手は、「富士山のような高い山に登ったのは初めて。忘れられない素晴らしい体験になった。より仲間との絆が深まりました」と話してくれました。
その後は、バスで「富嶽温泉 花の湯」に向かい、温泉で疲れを取ります。
最後にみんなでお弁当を食べて、チームビルディングの富士登山は終了。
終了後に有水HCは「想定通りいかないことはラグビーの試合でも有り得る。そのときにチームとしてどう判断するのか、その判断に対して全員が同じ方向を向くことができるのかが試される良い機会になりました」と話しました。
山頂に登り切ることは出来ませんでしたが、ライナーズはより1つにまとまったはず。
これで、11月から始まるトップチャレンジリーグは優勝間違いなし!
優勝して来年はトップリーグだ!
コメント
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ミホロボ先輩、おめでとうございます。
どうぞお身体をお大事になさってくださいね。
ホッケー梶間さん、お疲れ様でした。
うほっありがとうございます!そのうち出産関係の記事書きます(笑)