サンウルブズが花園にやってきた!
3月8日(日)にサウンルブズvsブランビーズのスーパーラグビー開催が決定した花園。
それを受けて、東大阪市は一足早く市内中学生に向けたスペシャルなイベントを開催しました。
サンウルブズから大久保直弥ヘッドコーチ(HC)、沢木敬介コーチ、田村義和コーチの3人を招き、市内中学生向けのラグビークリニックを花園で実施したのです。
ラグビー部がある市内の中学校に呼びかけたところ、14ある全てのチームから総勢約200名が参加しました。

12月8日(日)花園の練習グラウンドにて。中学生、みんな体格良いな…。
何がすごいって、ラグビー界の有名人が中学生に直接指導してくれるってこと。
大久保HCはスーパーラグビー初の日本人ヘッドコーチに就任した元日本代表FWで、沢木コーチは前サントリー監督で2015年には日本代表のコーチを務めたスーパーコーチです。2人は同学年でサントリー時代も共にプレーをした仲。
監督とヘッドコーチでタッグを組んだこともある2人が、サンウルブズをどうチームビルディングするのかにも注目が集まります。

花園で中学生を指導をする大久保ヘッドコーチ。「花園が新しくなってから初めて来た」とのこと。
この面々からレクチャーしてもらえるというだけで、自分が中学生ならそりゃもう絶対行くでしょう。
午前中は同じく花園で「五郎丸歩のラグビーパークin東大阪」が開催されており、初心者の小学生やラグビースクール生などが参加していました。
が、サンウルブズのラグビークリニックはかなりガチ。
なんていったって、東大阪のラグビー部は英田中学や小阪中学など近畿大会に出場するようなレベルの学校がゴロゴロしています。
そんなラグビー強豪地区の中学生が目の色を変えて飛びつくクリニックなのです。
「この中で日本代表になりたい人は?」と問い、手の上がらなかった中学生に叱咤激励する沢木コーチの姿も。
そうそうこれこれ、これを見に来た感あります。

辛口コメントでも定評のある沢木コーチ。菩薩のような笑みの大久保HCとのコントラストが良い。

白熱のじゃんけん大会。勝ったチームは飛び跳ねて喜んでいた。
中学生はレベル別に分かれて、パス練習やゲーム形式での練習。
クリニックの後にはグッズを賭けたじゃんけん大会も行われ、サイン入りボールが勝者に渡されました。

見事サインボールを当てた小阪中学校。左端は週ひがに職業体験に来てくれた田中くんだ。そういえばバリバリのラグビー部だった。
参加した小阪中学校は、昨年大阪府大会準優勝の実績をもつ強豪校。
「普段の部活での練習とは全然違いました。しんどいときに声を出すことだったり、ハンドリングだったり。勉強になりました」とガチガチに緊張しながら答えてくれました。
大久保HCは「東大阪はラグビーに対してテンションの高い子が多いですね。ハングリーで、ラグビーのまちというのを感じました。今日がゴールではなく、もっともっと続けていってほしい。あ、それから3/8は世界一のアタッキングラグビーを楽しみにして、彼らに試合に来てほしいですね」と東大阪的に100点のコメント。 未来の日本代表、未来の近鉄ライナーズはここから生まれるのだ。
もう一度言おう。3月8日(日)はサンウルブズ初の花園でのゲームとなります。ワールドレベルのプレーを、花園で!
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