近大通りを助けて!長瀬酒バルがクラウドファンディングを開始
- 2020/5/15
- 暮らし, 長瀬駅
- クラウドファンディング, 長瀬酒バル
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緊急事態宣言が出されて、約1ヶ月半が経ちました。
39県の解除が発表されたり、「大阪モデル」という大阪独自の経済対策を打ち出したり、徐々に緩和方向に向かっています。
しかし、まだまだイベントができる環境にはありません。
第1回から携わってきて、週ひがの原点でもあるなのはなバルも延期に。
いつ開催できるかわからない状況にあります。
同様に、東大阪・近大通りで毎年開催されている長瀬酒バルも今年は中止を余儀なくされました。
近畿大学まで続く近大通りも例外なく閑古鳥。
今年は卒業式や入学式がオンライン開催となり、学生の姿が見られません。
「このままでは、店が全部なくなってしまう…」と動いたのが、長瀬酒バルに参加している「炭火バルsakura」の店主・森元さんでした。
「八王子で飲食店をしている知り合いがクラウドファンディングを始めたと聞き、長瀬でもできないかと」。
そこで、近大前商店会の会長である「焼肉じゅうじゅう亭」の店主・吉田さんをはじめ、長瀬酒バル実行委員長・松永さんなど4人が集結。4月下旬にミーティングを行いました。
「近大通りを再び活気のあるまちに戻したい。そのためには1店舗も潰してたまるか!」と、全員の思いは一致。
なんとかして今を乗り切るために、クラウドファンディングで支援をしてもらうことに決めました。
クラウドファンディングについてちょっと説明。
簡単に言えば、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を調達する手法。出資した人は、金額に応じた見返りを得ることができます。
今の時期に大事なのはスピード。すぐに動き出せる長瀬酒バルが主導となり、実施することになりました。
賛同したのは13店舗。5月10日にスタートし、6月23日までに300万円集めることが目標です。
支援金額は6種類。
リターン(見返り)が受けられるのは
3000円・・・全参加店で使える「10%オフチケット」×3枚
5000円・・・全参加店で使える「10%オフチケット」×5枚
10000円・・・全参加店で使える「使用回数無制限の10%オフチケット」×1枚
30000円・・・全参加店で使える「使用回数無制限の10%オフチケット」×1枚+次回開催の「長瀬酒バル1Dayフリーパス」×1枚
の4種類。
50000円と100000円の支援は、長瀬酒バル公式サイトで、お礼の言葉と名前が掲載されます。
詳細は、クラウドファンディングのサイトで。
300万円が集まったら、まずは13店舗で均等に振り分けます。従業員の給料に充てたり、家賃の支払いなど。今まで通り飲みに行ける日が戻って来るまで、店を存続させるためのお金になります。
「10%オフチケットを使ってくれる人が1人また1人と近大通りに来てくれて、参加店舗以外の店も利用してもらえたらうれしいです」と、松永さんは話します。
取材時点(5/13)では、約50万円が集まりましたが、「手応えとしてはまだまだですね」。
それでも、近畿大学の卒業生や学生時代にアルバイトをしていた人たちが少しずつこの活動を認知しはじめています。支援の輪が広がり、コメントをもらうとそれが励みにも。
「学生のときあの店に飲みに行ってたな」と応援の気持ちで支援するもよし。
「コロナが落ち着いたらあの店に行ってみたいな」と、先払いする気持ちで支援するもよし。
3000円でもあなたの支援があることによって救われる店があるのです。
苦しい今だからこそ、みんなで乗り越えていきましょう。
週刊ひがしおおさかも、支援させていただきました。
■近畿大学の街 ~ 新型コロナに負けない!長瀬の飲食店応援プロジェクト
期間:5月10日〜6月23日
支援額:3000円、5000円、10000円、30000円、50000円、100000円
6月24日~28日:LINEにて「10%オフチケット」のお届け
2021年8月~9月予定:LINEにて「長瀬酒バル1Dayパス」(3万円支援のみ)のお届け
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