今や市民権を得た「終活」という言葉。一般的に、人生の終わりのための活動というところでしょうか。さて、そんな「終活」が、東大阪にもやってきました。
7月14日、楠根リージョンセンター多目的ホールで行われた「自分でつくるハッピーエンド!! 第1回東大阪終活フェア」。シニア向け商品を展開する各企業が集まった「いきいきシニアライフ実行委員会」が主催のイベントです。

開場したての会場には、すでにたくさんの人。みなさん意識高いです
会場では霊園・墓石やシニア保険などのブースが設けられており、「終活」に向けた展示や無料相談会が実施されていました。
「家族葬ってどんな葬儀? 」「よくわかる永代供養」の2つのセミナーも開催されており、定員50人にもかかわらず、椅子を増設するほどの盛況ぶり!

クイズを交えた説明に、お客さんも興味津津
やっぱり最後に向けた活動だから、厳粛な気持ちで参加しないと失礼なのかな~と思いきや、実行委員長の望田さんは、「楽しんで帰ってもらえたら嬉しいです! 」と一言。
・・・え、楽しむ!? 「終活」って楽しむものなの? と、会場を見渡すと、お客さん同士お互いの「終活」の話をしたりと、和気あいあいとしたムード。
各ブースをよーく見てみると、食事・宅食サービスやバリアフリー住宅改修などの、高齢者の方の生活を応援するブースを発見。旅行案内のチラシまであります。
厳粛どころか、これからの生活をエンジョイしちゃう気マンマンじゃないですか!

こちらは我らが生活の味方、生協さんのブース。ノリノリで取材に応じてくれました
そっか、「終活」って、単に人生の終わりのためにするだけじゃなくて、今の時間を楽しんで、豊かにする意味もあるんですね。
人生の最後までより良く過ごせるよう、前向きに将来を考える「終活」についての理解が深まったイベントでした。

実行委員長の望田さん。「たくさんの方の笑顔に出会えて嬉しかったです! 」
文・撮影:mihorobot
コメント
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記事を拝見いたしました。
またこのような「終活フェア」を開催される予定はありますでしょうか?