なにわのデスパイネにベーブ・ルース!? 投打が噛み合ったファルコン、TOYOTA HK BROTHERSを圧倒 大阪マンデーベースボールリーグ
- 2019/5/29
- スポーツ
- 大阪マンデーベースボールリーグ
- コメントを書く
5月27日(月)、何の日か覚えていますか?
この日は月曜日、そう大阪マンデーベースボールリーグ(OMBL)の日です。
これまで18チームを2つの予選リーグに分けて戦いが繰り広げられていました。現在は予選が終了し、上位3チームずつ計6チームの準決勝リーグと、その他の順位決定リーグが行われています。準決勝リーグで上位2チームに入ると、決勝に進出。優勝すると、神戸スパイリーリーグ優勝チームと対戦します。
週ひがは、金岡公園野球場で行われた準決勝リーグの取材に行ってきました。
TOYOTA HK BROTHERS 5-9 ファルコン
この日、TOYOTA HK BROTHERS(以下、HK)とファルコンは2試合連続同カードの対戦。1試合めは最終回に2点を加え逆転したHKが、6-5で勝利。両チームともピッチャーを交代しての2試合めとなりました。
1回表、HKの攻撃。1番・芝田の打球はファーストフライかと思われましたが、落球で出塁します。すると、すぐさま盗塁し2塁へ。2番・新福、3番・光は凡退しますが、4番・小笠原がセンターへのタイムリーツーベースを放ち、先制します。
5番・黒崎の打球は、センター前へ。この打球で2塁ランナーがホームに還ってきますが、センターのナイス返球によりアウト。追加点は与えませんでした。
1回裏、1点を追うファルコンの攻撃。
まずは、先頭バッターの川本がセンター前ヒットで出塁し、盗塁で2塁へ。2番・熊谷も内野安打で出塁し、1塁3塁と1打同点のチャンスを迎えます。3番・迫田の打球は浅いフライとなりますが、レフトとサードの間に落ち、1-1の同点となります。
続く4番・岩佐戸は内野フライに倒れますが、5番・木佐貫、6番・大内が連続タイムリーヒットを放ち、3-1とリードして1回裏の攻撃を終えます。
1点でも詰めておきたいHKは2回表、先頭バッターの才納が内野安打で出塁。しかし後続が倒れ、得点を奪うことはできません。
2回裏、ファルコンの攻撃。先頭バッターの藤田が左中間へのツーベースで出塁。
8番・細井は四球を選び、1塁2塁となります。すると、2塁ランナーが3塁への盗塁を成功させ、1塁3塁に。9番・池本の打球は内野ゴロとなりますが、3塁ランナーがホームに還り、1-4とします。さらに、1番・川本のセンターへのタイムリーヒットやサードゴロの間にランナーが還り、この回も3得点。1-6とリードを広げます。
少しでも点差を縮めたいHKの3回表。先頭バッター・芝田がショートの悪送球で出塁します。2番・新福の打球はレフトオーバーのツーベースヒットで、2塁3塁とチャンスを作ります。3番・光、4番・小笠原は凡退しますが、5番・黒崎が四球を選び、2アウトながら満塁のチャンス。しかし、6番・才納がショートフライに倒れ、点差を縮めることはできませんでした。
1回、2回と3点ずつ加えたファルコンの3回裏の攻撃。先頭バッターの細井がレフトオーバーのツーベースヒットで出塁します。続く9番・池本は、ライトライナーでアウトとなりますが、1番・川本がライト前ヒット。1塁3塁と、さらなる追加点のチャンスを得ます。
1塁ランナーがすぐさま盗塁。2塁3塁となり、2番・熊谷の打球はサードゴロとなりますが、ファーストへの悪送球で、7点めが入ります。3番・迫田もヒットで繋ぎ、4番・岩佐戸が左中間への2点タイムリーツーベースヒット。1-9と、この回も3点を加えます。
4回表のHKの攻撃は、先頭バッターの島本が左中間へのツーベースヒットで出塁します。
しかし後続が倒れ、この回も点差を縮めることはできません。
4回裏、HKはピッチャーを交代。
すると芝田は、ここまで毎回3得点を奪っていたファルコン打線を三者凡退に抑えます。
初の三者凡退に抑え、流れを持って来たいHKは5回表、先頭バッター・新福は倒れますが、3番・光がセンター前ヒットで出塁。続く4番・小笠原が打った初球は、ライトを大きく超え、そのままホームランに。3-9と点差を詰めます。
さらに、5番・黒崎のツーベースヒット、サードのフィルダースチョイス(送球する塁の選択ミス)などがあり、さらに1点追加。4-9と5点差まで詰め寄ります。
5回裏のファルコンの攻撃は無得点。
OMBLには「試合開始から90分を超えての次の回には進まない」というルールがあるので、6回が最終回となります。
すると、先頭バッターが意地の内野安打で出塁。その後2アウトとなりますが、3番がライト前へのタイムリーヒットを放ち、5-9と4点差まで追い上げます。
しかし反撃もここまで。
5-9でファルコンの勝利となりました。
勝利したファルコンの4番・岩佐戸選手と、1人で6回まで投げきった細井投手にインタビューしました。
ー勝因はどこでしょうか。
岩佐戸 初回に3点、2回、3回にも追加点が取れたのが勝因。打てるときに打つ、取れるときに取るがチームのモットーです。大量得点で気持ちの良い試合でした。次の試合は6月10日なので、それまでに今日の疲れを取って、次戦も勝てるように準備します。
ー今後の目標を教えてください。
岩佐戸 先のことは考えずに、まずは目の前の1戦を勝ちに行きます!
細井投手
ー最後まで1人で投げきりました。試合を振り返ってください。
細井 点数は取られてしまいましたが、味方の援護があったので、とても投げやすかったです。ピッチングだけでなく、バッティングでも結果が出せたので、勝利に貢献できて良かったです。
ー今後の目標は。
細井 (個人として)負けなしで来ているので、このまま勝ち続けていきたいです!
準決勝リーグ1勝1敗となった両チーム。しかしOMBLは勝ち負けではありません。
野球が好きでやっているんだから!
5月27日(月)の試合結果
左が勝ちチーム・同点は抽選となります。
金岡
トヨタクラブ新大阪 1-0 パラダイス
トヨタクラブ新大阪 4-1 パラダイス
TOYOTA HK BROTHERS 6-5 ファルコン
ファルコン 9-5 TOYOTA HK BROTHERS
吉原
タイヨーフレンズ 6-0 Red’s
住之江JAPAN 5-2 Red’s
オリオンズ 6-3 住之江JAPAN
オリオンズ 6-3 大阪06パイレーツ
門真
大阪アスレチックス 8-3 オーシャンズ
大阪アスレチックス 8-0 オーシャンズ
Respect Osaka(抽選勝) 5-5 Samurai Denkees
東大阪MetalCats 7-3 Samurai Denkees
深北
Faith 9-0 レッドリボン
レッドリボン 12-3 ビッグシャーク
※週刊ひがしおおさかでは毎週、大阪マンデーベースボールリーグの結果をトップページに掲載します。たまに写真も掲載します。
◾️大阪マンデーベースボールリーグ
日時:2月から12月まで
場所:東大阪市近辺の野球場
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。