【FC大阪】和歌山県でJリーグ初開催となった鳥取戦は先制を許すも、DF舘野の2ゴールの活躍で逆転勝利!

   

東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年6月15日(土)、2024明治安田J3リーグ第17節が行われ、和歌山・紀三井寺公園陸上競技場(ホーム)にてガイナーレ鳥取と対戦しました。結果は2-1で勝利し、2連勝。なおホーム戦での勝利は、4月14日(日)の第14節いわてグルージャ盛岡戦以来となります。

試合終了後、ゴール裏のサポーターと勝利を分かち合う選手たち。

FC大阪のホームゲームは基本的に東大阪市花園ラグビー場で開催していますが、この日は花園で別のイベントが重なっていたため別会場での試合に。今節の会場となった紀三井寺公園陸上競技場では、JFL(日本フットボールリーグ)所属時にFC大阪は試合をしています。ただ、Jリーグの試合は初開催。歴史的な日となりました。

東大阪からは1時間30分ほど。ホッケー梶間は、2019年に行われたラグビーのトップリーグカップ以来の訪問です。

記念すべき試合を勝利で飾りたいFC大阪。ここ数試合リザーブからの出場だったFW島田拓海がスタメンに、ケガから復帰したFW西村真祈がリザーブに入ります。

この試合のスタメン。前列右端から2番目が島田。

試合はFC大阪がやや攻め込む展開。ミドルシュートも積極的に打ち鳥取ゴールを脅かします。試合を通してのシュート数は鳥取の5に対してFC大阪は3倍の15。しかし、先制したのは鳥取でした。
前半37分、FC大阪のファールでペナルティーエリアの右外辺りで鳥取のフリーキックに。これをDF温井駿斗に直接決められてしまいます。

ゴールが決まって喜ぶ鳥取の選手たち。

今季は逆転勝利がないので会場には重たい空気が流れますが、この状況を一変させたのはDF舘野俊祐でした。

この試合、ゲームキャプテンを務めた舘野。

失点直後の39分。相手陣内でボールを奪うと、舘野が左サイドをドリブルで持ち上がってセンタリングを上げます。なんとこれが相手GKの頭の上を超えてそのままゴールに。スーパーゴールが決まって、すぐに試合を降り出しに戻します。

得点シーン↓

この場面について試合後に舘野は、「シュートではなくセンタリングのつもりだったんですけど、入ってくれて良かったです」と振り返ります。
大嶽直人監督も「失点後にすぐに同点に追いつけたのが良かった」と評価。

久しぶりの連勝で、笑顔が多かった大嶽監督。

この得点で勢いづいたFC大阪は舘野を中心にミドルシュートなどを積極的に狙いますが、追加点は決まらず試合を折り返します。

ちなみに相手のGKは、昨季までFC大阪に所属していた櫻庭立樹。舘野のゴールは「あれは舘野選手が上手かった。仕方がない」と振り返る。

後半は前半よりも攻め込まれるシーンが増えていきますが、ここまでJ3で最少失点の守備陣の身体を張った守りで追加点を与えません。

次に試合が動いたのは後半24分、相手コーナーキックをクリアすると一気にカウンター。DF美馬和也が自陣から一気に相手ゴール前までボールを運びます。

DFとは思えないスピードあるドリブルを見せた美馬。

最後は相手GKを引き付けて、右サイドでサポートについていた舘野にパスを出し、舘野がこの日2点目のゴール。和歌山までかけつけたサポーターとともに喜びを爆発させます。

サイドバック2人で奪った逆転ゴール!

得点シーン↓

その後も舘野の勢いは止まらずハットトリック達成か?という場面もありましたが、相手の必死の守りもあってその後は追加点は生まれず。守備では安定した守りで相手に決定機を作らせず、2-1で勝利。今季初の逆転勝利を収めました。

大阪からもたくさんのサポーターが駆けつけた。

Jリーグに参入してからのFC大阪は、堅守からのカウンターアタックをするサッカーを目指しています。2点目のような場面が今後も作れれば、現在課題の得点不足が解消されるのではないでしょうか。

さて、次節は6月23日(日)。アウェイ・とうほう・みんなのスタジアムで福島ユナイテッドFCと対戦します。14時キックオフ。3連勝目指して、Go FC大阪!

この試合のハイライトはこちら↓

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ホッケー 梶間

ホッケー 梶間

投稿者プロフィール

山口県出身。
大学生のときに大阪にやってきました。
高校からホッケーを始め、現在もやっています。
なのでホッケー梶間です。
10chとYouTubeを見て生きています。
食べに行ったお店の中で1番カロリーが高そうなものをだいたい注文します。

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