突然の閉店 さようなら「ぐりる あいかわ」 僕たちはずっと忘れない

   

びっくりしました。突然です。
週刊ひがしおおさかでは定期的にサイトを読んでくださる方を敬意を込めて「読者」と呼び、常に読者の皆さんから様々な情報提供を頂いています。

7月5日(月)、昼過ぎにとんでもない情報が飛び込んできました。
中小阪の老舗洋食店「ぐりるあいかわ」が閉店していると。

読者の方から頂いた写真。本当になくなってる…。

小阪中学校の近く。旧中央環状線沿い、万代中小阪店から北へ徒歩1分に位置するきれいな洋食店でした。
週刊ひがしおおさかでも2013年に取材をお願いし、新人時代のミホロボットが記事を担当しています。

キャノーラ油で揚げたしつこくないとんかつが看板メニュー。テイクアウトも人気で、立地上コロッケを買う学生さんや「今日のおかずに」と揚げ物を買って帰る地域の定番でもありました。
編集長前田も20代の頃友人に「めっちゃおいしいとんかつがある」と紹介され、それから何度も通いました。

テイクアウトコーナーにベニヤ板が貼られ「閉店のおしらせ」が。

そんなあいかわさん、6月末日をもって閉店されたようです。SNSもされておらず私達も情報をつかむのがおくれてしまいました。気がつかなくてごめんなさい。

すっかりお店の体がなくなっている外観。

新型コロナ禍において、今東大阪(おそらく全国的にも)は飲食店の出店ラッシュです。ラーメン店、夜中までやっているソフトクリーム店、SNS映えするカフェなど、週刊ひがしおおさかでもたくさんのお店を紹介しています。
その一方で老舗の閉店が目立つのも事実。
昨年の「キッチンカロリー」のように閉店を華々しく迎えるお店もある一方、そうでないケースもある。閉店にはいろんな事情があるのだから。

新型コロナの逆境が要因になったのか、なにか他に原因があるのか。
でも無言の別れはつらすぎる。だから飲食店の皆さんは、InstagramやTwitterなどのSNSをやってほしい。店頭以外でつながれる何かがあってほしい。こんなときにお別れと感謝の気持ちを伝えたいから。

トンカツとエビフライのA定食

さようなら「ぐりる あいかわ」。僕たちはここに、日常と非日常とちょうど真ん中にいて、ほんの少しだけ贅沢な時間を過ごせたことをずっと忘れません。
せめて、この場所に素敵なお店が新しくできることを願って。
これから街を担う子どもたちの生活を豊かにする何かが、生まれますように。

ぐりる あいかわ
住所:大阪府東大阪市中小阪3丁目5-13
TEL:06-6724-3527
公式サイト:なし
定休日:日曜日・祝日
営業時間:11:30~14:30、16:30~20:00
駐車場:なし

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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