苦節48年、近鉄河内小阪駅と産業道路を結ぶ「小阪稲田線」が2月6日に開通

   

「もうすぐこの道が広がって、小阪に車が入りやすくなるんやで」
って初めて聞いたのは、いつのことだったか。小学生のころ、機動戦士ガンダムの映画(1981年公開)を小阪国際劇場に観に行ったときに、連れて行ってくれた近所の林くんのお父さんが言ってました。ということは40年以上??

小阪北口交差点。ここから南へ今は行けない一方通行!

2021年2月6日午前0時、中央大通り「西堤東」交差点から河内小阪駅南西を結ぶ「小阪稲田線」の車道2車線対面通行が開始されます。残っていた産業道路「小阪北口」交差点から南へ向かう道路が開通するということ。これは便利になります。

今回供用が開始される区間。(提供:東大阪市)

ドライバーの視点からは、近鉄河内小阪駅周辺はまるで魔法陣によって閉ざされたエリア。比較的大きな駅でありながら、線路北の側方道路(大阪瓢箪山線)に接続するには狭い一方通行のみ。

一旦河内永和駅や八戸ノ里駅に迂回してアクセスする方もたくさんいました。そのせいか、八戸ノ里駅を南北に走る旧中央環状線はずっと渋滞。この開通を機に、少しでも交通事情が改善されてほしい。そして小阪地域の発展を期待したい。東大阪の中ではハイソなまち小阪のことが、週刊ひがしおおさかの面々はみんな大好きだからです。

駅側からの風景。準備万端といったところか。

しかし、この道路。いつから計画されていたのか。東大阪市から送られてきた資料に目をとおすと。

昭和48年6月より事業認可を受け道路用地買収を開始し、平成29年度から令和2年度にかけて道路整備工事を施工。
用地買収面積 :約7,000㎡
総事業費 :約37億円
※用地買収・物件補償費・道路築造工事費のみ、調査費等は含まず

昭和48年といえば、編集長前田の生まれた1973年。もう48年前です。約半世紀の事業期間を経て、ようやく開通する地域の希望。週刊ひがしおおさかも開通時にはこっそり見学に行きたいと思います。

2018年頃。取り壊されているけど、この右手に主に大人向けの映画館があったんです。。

「大阪府警による周辺道路の交通規制変更作業を進め、状況を見ながら開放予定」とのことなので、焦らずに。

以下、開通を喜ぶ皆さん。

そして、開通当日。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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