現在トップチャレンジリーグ(実質2部)に所属し、来季からの新リーグに向けてトップ8を目標に掲げる近鉄ライナーズ。2部で8強じゃないですよ、全体の8強です。
そのためにはトップチャレンジリーグを圧倒的力差をもって1位で終え、2ndステージのプレーオフトーナメントでトップリーグのチームに2連勝が必要。よって今は勝利は当然のこと。どう勝つかが問われています。
2月14日のシーズン初戦、ライナーズは12トライで70点を奪いながら昨年最下位の清水建設に33点を奪われる、あまりスカッとしない勝利に甘んじてしまいました。

大勝した清水建設戦。ファーストトライはパスカル・ダン選手でした。
2週間後の今日は、トップチャレンジリーグ2戦目。東京・秩父宮ラグビー場で栗田工業ウォーターガッシュと対戦しました。
結果は8トライで52-11。すべてのトライが違うシチュエーションで、8人がトライゲッターとなるまさに「ライナーズ総出演」といった試合でした。週ひが的には「よし、次はもっと迫力を出そうか」といった感じ。

前半29分、長い脚を活かしてトライを決めたワクァ。シビれた!
12トライの清水建設戦のトライは、基本的に10クーパーのパスに誰が合わせるかというアタック。14ジョシュアが3トライ、11片岡と9ゲニアが2トライ。これで過半数を占めています。
今日の栗田工業戦、まず10分にクーパーからゲニアにノールックパスを通してトライ。29分は5ワクァが長身を活かして個人技のトライ。40分はラインアウトからモールで2高島が、46分にはラックから2年ぶりのスタメン7田淵がゴールライン前にねじ込んでトライをあげます。

トライへ向かう高島。フィールドプレーも強いフッカー。
後半も同じく4トライ。14ジョシュア、12ステイリン、16中村、20丸山とそれぞれが練習通りのプレーでトライ。どこからでも点を取る。先週と違う顔のライナーズを見ることができました。

リザーブで出場した、前栗田工業所属の丸山。古巣との対戦で気合い十分。
もちろん前半の30分までの押され気味の試合展開や、唯一取られたトライが前節から課題になっていたモールディフェンスの不備から奪われたことは反省点。今日のライナーズに「進化」を感じたかと言えば、「戻ってきた」と表現するほうが適切かもしれません。
しかし「やりたことをやって圧勝して反省できる」のは非常に重要なこと。できることを確認しながら、着実に積み上げて1段ずつ上がり目標を達成していきましょう。
詳細は週ひがのライブ配信で。
今日の快勝で勝点5を積み上げたライナーズは、リーグ戦2位以内を確定。
次戦は、3月13日に釜石鵜住居復興スタジアムにて釜石シーウェイブスと対戦します。もちろん週刊ひがしおおさかのライブ配信あり。みんなで熱くなりましょう。
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