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- ライナーズよ、今年も覚悟が必要なのか?11月25日最後のプレシーズンマッチvs神戸戦を振り返る
練習試合だし、まあ、ね。
と無理矢理にポジティブ・シンキングする結果です。2023年11月25日、花園近鉄ライナーズは公式戦開幕前最後のプレシーズンマッチを開催。コベルコ神戸スティーラーズに19-38のダブルスコアで敗戦しました。
ここまでのライナーズ
昨シーズン、5季ぶりの1部(NTTジャパンラグビーリーグワンDiv.1)復帰で挑むも、序盤から大敗を繰り返すと結局16戦1勝15敗と大きく負け越して終了。降格が確実視されながら、浦安D-Rocksに入れ替え戦で連勝してなんとかDiv.1に残留しました。
今季は、ヘッドコーチに元日本代表監督の向井昭吾氏を招聘し「勝つことにこだわるラグビー」を目指して始動。しかし、11月のプレシーズンマッチは3連敗。特に最後のスティーラーズ戦は、現状のベストメンバーで挑み前半20分で33失点(0得点)と散々な内容でした。
得点・失点・キープレー
キックオフからのファーストプレーはよかったが、その後はスティーラーズのアタックにすべての要素で遅れをとる。
前半1分 ライナーズ 11片岡が開始早々左隅に飛び込むも、ノートライ
前半5分 スティーラーズのトライ😮💨 0−7
前半8分 ライナーズ 6ジェドにイエローカード🫢
前半8分 ライナーズ 10クーパーが負傷→22岡村🫣
前半9分 スティーラーズのトライ😅😅 0−14
前半12分 スティーラーズのトライ😱😱😱 0−21
前半15分 スティーラーズのトライ😪😪😪 0−26
前半20分 スティーラーズのトライ😴😴😴 0−33
編集長前田評:このあたり、まさにボコボコにされていました。
なんとか落ち着きスクラムとディフェンスが安定して互角に。
大幅にメンバーを入れ替えて、アタックがリンクする。
後半3分 ライナーズ 14ジョシュアのトライ🥰 5−33
後半9分 ライナーズ 16福井のトライ😍 12−33
互いに疲れが見え、1トライずつ。しかしディフェンスの粘りはある。
後半27分 スティーラーズのトライ🥲 12−38
後半37分 ライナーズ 14ジョシュアのトライ😘 19−38
試合後のコーチ陣の反応
試合後の向井ヘッドコーチ
「開幕戦に近いメンバーで組んだが、選手のエナジーが出なかった。後半のメンバーは、私の就任から怪我なく練習を積んできたメンバー。理解度も高く遂行できていた。ゲームプランを遂行できるようなメンバーで行けば、公式戦の勝利につながる。」
ネガティブポイント
・主力級の選手のパフォーマンスがよくなかった。サライナ・ワクァ、ジェド・ブラウン、クウェイド・クーパーがフィットに時間がかかりそう。
・特に前半は、スクラムで負けるケースが目立った。
・SOとFBがけがで人手不足なうえ、クウェイド・クーパーが頬骨の骨折(たぶん)で開幕に黄信号。
ポジティブポイント
・ウィル・ゲニアがさすがのパフォーマンス。
・木村朋也のスピードが効きまくる。
・岡村晃司がSOっぽくなってきた。
・エッジ(グラウンドの1番外)でのホゼ、ワクァはやっぱり効く。
試合の日の夜のSpace
— 週刊ひがしおおさか⚡️(第1・3月情報ノーサイド) (@w_higa) November 25, 2023
ベストトライ・ベストプレー
後半3分:ジョシュア・ノーラのトライ
自陣からBKでつないで、ある程度のイレギュラーなシチュエーションもカバーして取りきった。個々が最善のプレーを選択し続けられた。
プレイヤーオブザマッチ
編集長前田:野中翔平
めっちゃタックルいって、攻撃にも参加して「めっちゃおつかれさま!」です。
ミホロボット:ジェームス・ブラックウェル
「ちょっと恋をしちゃったんですよ、ジェームスに!」
次戦に向けて
12月9日の開幕戦(vs三菱重工相模原ダイナボアーズ @相模原ギオンスタジアム)で、誰が10番を付けているのか。絶対的系司令塔クウェイド・クーパーは、自身のInstagramにて病状をアップして物議を醸している。完治したとして、プレーの精度は全盛期よりも割り引いた想定が必要になる。次代のゲームコントローラーを育成することも喫緊の課題だ。
クーパーの状況に呼応するように「今まで出ていなかった主力の成熟度が足りない」といった、ある種トレードオフな課題が出てきた。後半見せたような、チーム力を発揮するために、あと2週間どんな準備をするのかが楽しみだ。
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