【訂正あり】昇格へあとひとつ!ライナーズが快勝し、4年越しの悲願へ向けて全員で5月8日の秩父宮へ
- 2022/5/1
- ラグビー, ライナーズ応援日記
- 4 comments
きた!ライナーズがディビジョン1昇格に向けて、ヒートに快勝を果たした!
フィフィタが躍動し、ゲニアが流れを作り、クーパーがグラウンドを支配すると、木村が、片岡が、吉本がそして竹田が縦横無尽に花園を駆け回る。
それでも今日のライナーズには特別なことは何ひとつなかった。強敵に普段どおりの戦いで勝点5を奪う姿は、ライナーズのスタンダードが急激に上昇している証である。いつものスタイルを遂行し、トライを量産して勝利したのだ。
まず先制が鮮やかだった。
ヒートのペースで展開されていたハーフウェイライン付近、短めのパスの間を14木村が見事なインターセプト。約50メートルをインゴールに向かって走り抜き、先制する。
その後も順調にらしさを発揮したが、試合を決定づけたのはおそらく3本目のトライだ。前半29分、13フィフィタがボールを受けるほんの少し前にヒート5モスタートがタックルしたことによる認定トライだったが、これは運で得たものではない。直前にヒートがPGを外し、気落ちする隙を突いて怒涛のアタックがこのシチュエーションを生み出している。このプレーのイエローカードによる数的優位が後半入ってすぐの2トライの遠因となっている。
その後、ヒートが主導権を握る時間もあったがうまくメンバーを入れ替え、再びペースを取り戻す。後半に出てくる選手の方が活躍するシーンすらある。長年課題だった「スタートの15人とそれ以外の差」を今は感じる事は無い。
FWも仕事をした。釜石シーウェイブズ戦の活躍から大事な今日の戦いで4番を任される菅原は、今回も圧巻のパフォーマンス。完全復活とみてよいだろう。そしてなにより今日の主役は100試合出場を果たした松岡勇だ。
長年、ライナーズはロックに大型外国人選手を獲得し続けてきた。トンプソンルーク、ルア・ロコツイ、トム・ホップキングス、マイケル・ストーバーク。そんな彼らと競いながらの100キャップは並大抵のことではない。37歳になるチームに欠かせない彼の節目を、ルーキーも海外のレジェンドも分け隔てなく祝福する。これこそが、今のライナーズの1番の強みかもしれない。
星勘定をしてみる。
今日の勝利によって、ディビジョン1への昇格の舞台は5月8日のダイナボアーズ戦へと移る。
現在の勝点は
ライナーズ 5
ダイナボアーズ 1
5/8にライナーズが勝利すればすなわち1位となり、自動昇格を達成する。
ライナーズが敗れた場合、僅差(7点差以内)での敗北なら
ライナーズ 5+1=6
ダイナボアーズ 1+4=5
となり、負けて首位。
8点差以上の敗北の場合
ライナーズ 5+0=5
ダイナボアーズ 1+4=5
と勝点で並び、当該チーム同士の勝敗が優先されるのでダイナボアーズが1位。
と星勘定はしてみたが、2018年1月にトップリーグから降格して以来4年越しの雪辱を果たすまで勝利はあと1つ。さらにパワーアップしたライナーズのスタイルをベテラン若手問わずチームが一体になって体現し、共に涙しよう。
— 週刊ひがしおおさか⚡️(4/4は情報ノーサイド) (@w_higa) April 30, 2022
コメント
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ダイナボアーズ派なので間違っているかもしれませんが勝ち点、勝利数で並んだ場合
並んだチーム同士での勝ち点だと思うので得失点差は今回使わないと考えています
近鉄が一位になる条件は7点差以内の負け以上の結果で勝ち点6を取ることで
ダイナボアーズが一位になる条件は近鉄にボーナスポイントを取らせずに勝つ事ではないでしょうか?
ありがとうございます!うちが間違っていました。訂正します!
トム・ホッキングス Tom Hockings
ですね(;^_^A アセアセ・・
48時間前メンバーを見ると、ワクァも戻って現状ではほぼベストですかね。
編集長仰せの通り、急激にチーム力が上がってきました。
シーズン前から、順位決定戦・入れ替え戦に照準を合わせてきたはずなので、
予定通りではないかと思います。
ダイナボアーズには申し訳ない言い方になりますが、この辺りでモタモタしてるようでは
Div1ではやっていけません。
目標はもっと高いはずです。
明日は35-15、いや45-10くらいですっきりとはっきりと昇格を決めてもらいたいと思います。
松岡選手の101CAPs、うれしい限りです。