東大阪の王将をすべて制覇せよ!
誰に言われたわけでもないのに、餃子の王将13軒、大阪王将8軒をすべて回って違いを書くアポなし連載企画15回目。後半戦に突入し、違いのわかる大人になってきました、週ひがです。
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王将データファイル
File.15餃子の王将 鴻池新田店
住所:大阪府東大阪市鴻池元町2-2
電話番号:06-6746-1815
営業時間:11:00~20:00 ※20:00以降はテイクアウトのみの営業
定休日:なし
テイクアウト可能
■ロケーション
鴻池新田駅から徒歩3分。お買い物スポット「グラナリーコート」の敷地内にある、直営店だ。専用駐車場はなく、グラナリーコートの共用駐車場を使うべし。90分無料となっているので、ランチにさっと立ち寄る程度なら。
余談だが、グラナリーコートは鴻池合資会社の持ち物。鴻池新田の開発をはじめ、三菱UFJ銀行の前身となる鴻池銀行の設立、現在は不動産管理をしている地元の名士だ。にぎやかな駅前の商店街に、歴史の証人として腰を据えている。
■オリジナルメニュー
目玉はなんといっても日替わりランチ(680円+税)。オーダーを通すとき「ランチ」と呼ばれていた。
多くの王将で日替わり定食があるように、鴻池新田店もまた絶対的エースとしてランチが君臨している。
訪れた日は月曜日。スタミナ揚げそば、唐揚げ2こ、ライス小、スープがセットだった。
火曜日には辛玉チャーハン、金曜日にはキムチ天津飯など変化球のメニューがあり、飽きさせない工夫がされている。
どの王将のでも見かける「餃子セット」(餃子1人前620円+税・2人前834円+税)にもやや変化球が。
基本の餃子にキノコ玉子炒め、キムチ、スープ、ライス。微々たる変化だが、漬物の代わりにキムチだ。ほかのオリジナルメニューでもキムチが頻繁に使われており、キムチ推しが目立つ。フォークボールというところか。
「中華セット」(790円+税)も一押しだ。
卵とじあんかけ中華丼、カキフライ(ジャストサイズ)、餃子1人前、スープのカルテットで、海の幸も山の幸も楽しめる欲張りさん向け。
総評 ★★★★☆
週ひがメンバーとの遭遇期待値 ★☆☆☆☆
鴻池新田はランチの誘惑が多いので、週ひがメンバーが王将に行く率は低め。しかし王将ラバーにとって、漬物のかわりにキムチだったり、日替わりのラインナップが他店舗と異なっていたりと楽しめる要素は多い。
変化することを恐れないその姿勢は、鴻池新田の歴史と重なる。強いものが生き残るのではない、環境に合わせて変化したものが次の時代をつくっていくのだ。そんな重みを感じる味だった。
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