夏といえば、カレーの季節。っていつからそうなったんでしょう。
「暑さには辛いもの」ということなのか、はたまたカレーを売りたい誰かの戦略か。
とにかく夏真っ盛りの7月31日に、パン屋さんがカレーまつりを開催します。その名も「夏のmany manyカレー祭」。
中石切町のパンドウィッチを舞台に野菜の移動販売「へちまきゅうり」と小阪の人気コーヒーショップ「IRORI COFFEE ROASTER」が集結。もちろんパン屋さんなので、出品されるのはカレーパン。カレーパンを15種類、作れるだけ作って考えられるだけ考えて実行されます。昨年の夏に続き、今年で2回め。
失礼ながら、パンドウィッチはそんなに大きなお店ではありません。現在は新型コロナ対策で入店人数を制限していますが、それでなくても先客が4人入れば「ちょっと待とう」となるくらい。そんなお店が15種類のカレーパン。しかもカレーはスパイスから手作りです。

スタッフみんなで作ってます!と顔出しOKなお二人(実際には4人で作ってます。)
「昔はうちもメーカーさんからカレー(フィリング)を買ってカレーパンを作っていました。でも今はほとんどうちのオリジナルですね」
と胸を張るのは、店主の兼久さん。本格的なカレー専門店にも負けないカレーをスパイスから作ります。

ここに並ぶのはほんの一部です。
でも、カレーパンでしょ?15種類たってそんなバリエーションあるの?
って思ってません?今回のメニューはこちら
・定番のパンドウィッチカレーパン
・梅干しと豚肉のカレー
・黒カレー
・キーマカレー
・ひよこ豆のカレー
・トマトカレー
・エビカレー
・いちじくカレー
・牛すじカレー
・アーモンドチキンカレー
・夏野菜カレー
・グリーンカレー
・レッドカレー
・シークレット
どうですか、カレーらしいものから一見味が想像できないものも。
週刊ひがしおおさかが今回特に注目するのは、梅干しと豚肉のカレー。いや、カレーパンに梅干しって初体験。聞いたこともない。
ということで、撮影用に用意いただいた商品を実食…。
梅干しがカレーのスパイスを想像以上にマイルドにし、酸味も気にならない絶妙なバランス。ぜひ定番にして欲しい。カレーもパンもフルスクラッチだからできるパンドウィッチならではのカレーパンです。
キーマカレーも秀逸。天然酵母から作っていく兼久さんの腕の見せどころ。少しピリッとしたキーマカレーを引き立て、パンもまたしっかり主張する。パンドウィッチだからこそを15種類楽しめる。それがmany manyカレー祭。

無理を言って断面を見せてもらいました。
「カレーパンはもともと年齢や性別に関係なく人気の商品。夏の定番でもありますし、若いスタッフも増えたのでイベントをやってみようと昨年からやっています。あとやっぱりパンを作るのが楽しいからですね」
と話す兼久さん。人気店の地位に安住しない変化を求める姿がとても凛々しい。これでいいがない、いつまでも先を求める。
イベントは9時ごろから販売。売り切れる前に早めがおすすめです。
IRORI COFFEE ROASTERは「珈琲屋のコーヒーゼリー」を販売。へちまきゅうりの野菜販売もあり。
さあみんな、パンドウィッチの本気を見よう。7月31日はカレーパン。一つずつ、しっかりかめばわかるはず。カレーパンがなぜみんなに愛されるかを。
しかし、シークレットってなんやろなあ。
■夏のmanymanyカレー祭
日時:2021年7月31日(土)9:00〜
場所:パンドウィッチ
住所:東大阪市中石切町1-8-32 アイプラザ1F
TEL:072-987-0035(パンドウィッチ)
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