近鉄ライナーズの選手にファーストステージを振り返ってもらう「ライナーズのセカンドステージにトライ!」。
全第5回のラストを飾るのは、キャプテンの豊田大樹選手です。
―豊田選手、ファーストステージお疲れ様です。トヨタ自動車戦ではマン・オブ・ザ・マッチ(以下MOM)に輝き、大活躍でした!
豊田 ありがとうございます。MOMはもちろんですが、試合に勝てたことが嬉しかったです。
―決め手となったトライは、重光選手からパスを受けてのものでしたよね。
豊田 はい。ボールを持った重光さんが相手を引きつけていたので、そこにアングルチェンジ(ボールをもらう時のコースチェンジ)でパスをもらいに行きました。
―で、20メートルを走り抜けてトライ。プロップ(スクラムの要、普通はボールを持ってあまり走りません)が走ってトライを取るってすごい!
豊田 僕にボールを集めようとしていたわけではありませんが、どんどん動いていきました。スピードに乗って入っていけばボールを回してもらえるので。
―いい意味でプロップらしくないところが魅力の豊田選手。昔バックスもされていたと前回の取材(リンク)でおっしゃっていたので、その感覚が残っているのかもしれませんね。
豊田 そんなん、小学生の時ですよ!(笑)
―色々なポジションを経験しているということで(笑)で、トヨタ戦での勝利がその後のチームを勢いづけたんだと感じますが、実際どうですか?
豊田 そうですね。トヨタ戦からプレーがどんどん良くなっていっている実感はあります。サントリー戦でも競った試合ができたので、自信になりました。一番印象に残る試合ですね。
―なるほど。そこまでいい試合がができたのは、なぜと思いますか?
豊田 単純に、前後半とも攻めることができたからですね。ノーサイド(試合終了)まで体力が持ったし、フィジカルに力を入れた練習やトレーニングの成果です。
―惜しくも1点差で敗れましたが、もしかしたらあのサントリーに勝つかも…とドキドキしながら観戦していました。
豊田 いい試合が出来ただけに悔しいです。普段落ち込むことってほとんどないんですけど、その時は本当に気落ちしました。
―他のトップチームとの差はなく、後少しで勝てるところまで来ている気がしますが。
豊田 はい。ライナーズは思い切ったプレーができるし、ボールが繋がれば強いチームです。ただ、ファーストステージでは大事なところでミスを取られてしまうことがありました。トップチームに勝つには、そこを直していかないと。
―キャプテンだから、チーム全体のプレーを考えているんですね。
豊田 キャプテンとしてはまだまだ。先輩にリードしてもらっているので、もっと自分で判断していけるようにがんばります!
―豊田選手、ありがとうございました!
「走れるプロップ」豊田選手の活躍がますます楽しみになってきました。
セカンドステージは11月29日(土)、NECグリーンロケッツとの対戦でホーム近鉄花園ラグビー場で幕を開けます。
全勝目指して、突き進めライナーズ!
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文:@mihorobot
写真:@MaechanYK
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