東大阪・菱屋西に校舎を構える樟蔭学園。2017年に創立100周年を迎えます。その記念事業の一環として、小阪キャンパスが大幅リニューアルしました。
4月25日(土)、学校関係者の方々に向けて新校舎のお披露目会が行われ、その様子を取材してきました。
<学園のシンボルともいえる記念館。昭和2年竣工、登録有形文化財に指定されています。>
新しくなったキャンパスを目にし、訪れた人からは「正門を入るとすぐに立派な建物が見えて、驚きました」との声が。
<リニューアルした清志館(左)、翔空館(中央)。記念館(右)と並び、新・旧が共演。>
創立当初から現存する「樟古館」では学園の歴史を紹介するコーナーを設置。
「通学専用の電車が走っていた」、「NHK朝ドラマ『マッサン』のモデルとなった竹鶴政孝の妻リタは樟蔭学園で教鞭をとっていた」など、意外な歴史が掘り起こされ、参加者は感心した様子で館内を周っていました。
<樟古館内には、創立当時の貴重な資料がずらり。>
「私は大学の1期生で、当時のことはよく覚えています。子供も孫も、みんな樟蔭生。ひ孫が今度幼稚園に入る予定ですのよ」と、4代で通うという生粋の樟蔭っ子も。懐かしげに樟古館を見学していました。
新校舎見学の後は披露宴が行われ、和やかな雰囲気でお披露目会は終了しました。
<披露宴であいさつをする森眞太郎理事長。金の屏風が眩く光る。>
<披露宴の様子。「あの校舎は昔ここにあってね…」思い出話に花が咲きます。>
<小阪の老舗書店、「栗林書房」さんにも遭遇。学園内図書館の書籍を取り扱っています。>
100周年に向け、盛り上がりを見せる樟蔭学園。歴史と、新旧の融合を肌で感じるお披露目会となりました。
■学校法人 樟蔭学園
住所:東大阪市菱屋西4-2-26
アクセス:近鉄奈良線 河内小阪駅から西へ徒歩4分/JRおおさか東線 JR河内永和駅から東へ徒歩5分
※学園では田辺聖子文学館を一般開放しています。その際、記念館、樟古館をご覧いただくこともできます。
文・写真:@mihorobot
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