GK永井が吠えた!FC大阪、6試合ぶりの勝利はアウェイで4得点 J3参入圏内の3位に浮上!
よっしゃー!!
これが、これがFC大阪ですよ。
アウェイ・宮崎で3位テゲバジャーロ宮崎に対して4得点で快勝。今日はほとんど文句のつけようのない戦いを見せてくれました。

この笑顔ですよ!何試合ぶりだろう…。
2020年10月11日(日)、JFL第19節(※1)でテゲバジャーロ宮崎(以下、宮崎)と対戦しました。
(※1)本来なら9月6日に行われる予定でしたが、台風のため今日に延期。
結果は4-0で勝利。順位もJ3リーグ参入圏内の3位(※2)に浮上しました。
(※2)日程の関係でFC大阪は他のチームよりも1試合多く戦っているので、第24節が終わるまでは暫定の順位。
宮崎の試合前の順位は勝点14で3位。FC大阪は勝点11で8位でした。
今季は新型コロナウィルスの影響でホーム・アウェイどちらかでしか試合を行いません。そのため、勝点で並んだ場合は対戦成績を優先。宮崎もJ3クラブライセンスを所有しているので、Jリーグ参入をかけ必ず勝利が求められました。

会場は串間市総合運動公園陸上競技場。
そんな中、なんと4得点。
塚原真也監督は「直近の宮崎さんは、開始1分で得点というのが多かった。ここをしのげばうちにチャンスが来るなと。その中で、水野が先制点を挙げてくれたことが大きかったです」と振り返ります。

今日の会見では笑顔も見られた塚原監督。
無失点で終えられたことに対しては、「相手のFW水永選手、梅田選手、サミュエル選手を特に警戒していた。(FC大阪の)DF3人やボランチとかなり時間をかけて練習しました」。(塚原監督)
結果的にこの3人にほとんど仕事をさせることなく、勝利につながりました。
また、ハイボールの競り合いでほとんど勝てたことも大きかったでしょう。

サミュエルをしっかりマークするDF附木雄也。
勝てば3位浮上というプレッシャーからか、ディフェンスで簡単に抜かれてしまったり、パスミスを連発したりと、序盤は思うようなプレーができません。
この状況を打破したのが、GK永井文也。
一番後ろから「相手にビビるな!もっと自分たちのプレーを出して行けや!」と喝を入れたのです。

さすが守護神。1番後ろからFC大阪を支えます。
その言葉に応えるようにチームは徐々に落ち着きを取り戻し、今季初の前半で2得点を挙げたのです。
さらに、今季の得点パターンはセットプレーからが多かったFC大阪。今日の4点はすべて流れの中からの得点でした。
「最近の試合では、流れの中で最後のシュートを決めきるというのができず。それでも『得点力はあるので悲観的になるな』と話していました。これがプレーとしてようやく形となってくれました」。(塚原監督)
まずは前半30分の1点め。
中央でボールを受けたMF水野匠弥がドリブルを開始。「前のスペースが空いていたので」と、ゴール前までそのまま攻め上がり、ペナルティエリア付近に差し掛かったときに左足を振り抜きます。
一度は相手の体に当たりますが、こぼれ球を再び左足で。これが右隅に決まって1-0と先制点を挙げます。

水野と抱き合って喜ぶ塚原監督。
興奮冷めやらぬ中、さらにその3分後。
右サイドでボールを受けた水野は、相手を1人交わして再び左足でミドルシュート。相手GKは弾くこともできず、2-0で試合を優位に進めます。

ドリブルで相手を交わす水野。利き足とは逆で2得点!
2得点を奪い守備にも余裕が出てきたかと思われましたが、DFのクリアミスが今日も目立ちます。
中途半端にクリアしてしまったボールを奪われ、再びカウンターを食らう。リードしているののにも関わらず、負けているかのような雰囲気でした。
得点力は間違いなくあります。FC大阪の今の課題はここでしょう。
それでも前半を2点リードで折り返します。
後半の主導権を握るのもFC大阪。
まずは後半15分。
相手ゴール前まで攻め込み、FW川西誠がシュート。相手に当たった跳ね返りのボールをMF齊藤隆成が決めきり、3点めを奪います。

今季初得点の齊藤。ピンあまなのはごめんなさい…。
その後も攻撃の手を緩めることなく、後半28分にはFW須ノ又諭のダメ押しループシュートが決まって4-0。
後半は危なげなく戦い、6試合ぶりの勝点3を手にしました。

またこの笑顔を次節で見せてくれ!
得点は奪えていたものの、しばらく勝利から遠ざかっていたFC大阪。
今日は互いにシュートは8本ずつ。少ないチャンスを決める力がついてきていると言えます。
残るは6試合。あとはDFのクリアミスを減らし、今日のような攻めができれば必ず勝てる。残りを全勝して、優勝してJ3リーグに行こうじゃないですか!
次節は10月24日(日)、アウェイで鈴鹿ポイントゲッターズと対戦。
これからも負けられない戦いが続きます。次節も勝利を!
インタビュー動画版
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■公式記録:JFL公式
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