昨シーズン、最終節に勝利していればJ3参入を果たせていたF.C.大阪。11月29日の悔しい敗戦から約1ヶ月半、2021年1月12日に2021年シーズンが始動しました。
始動式は例年と同じく、吉澤正登会長のあいさつから始まります。
「2015年からJFLに所属して、昨シーズンが1番成績が悪かった。我々は2018年シーズンのHonda FCの勝点79を目指し、強いFC大阪を取り戻しましょう」と、選手に喝を入れます。
2018年シーズン、FC大阪が勝点57で2位になったとき、1位のHonda FCの勝点はなんと79。全30試合を終えて25勝4分1敗と圧倒的な力でFC大阪の優勝を阻まれました。
今シーズンのスローガンは「絶対勝利」。具体的には勝点80、77得点、24失点。
「圧倒的な強さを見せてJFLを優勝するんだ」と、吉澤会長は檄を飛ばします。
続いて、疋田晴巳社長、塚原真也監督のあいさつへ。
「昨シーズン、Jリーグ百年構想クラブやJ3ライセンスを取得するなど、チームとしては前進。しかし、結果が出せなかった。今シーズンは、練習場やクラブハウスなど、環境整備もより一層力を入れていく。一致団結してJ3を目指しましょう」と疋田社長。
塚原監督は、「昨シーズンの最終戦のあと、リーグ優勝をした大分が祝勝会をしていて、めちゃくちゃ悔しかった。今年は僕たちが。笑ってJ3へ、勝点80を絶対に達成します」と意気込みます。
今シーズンもキャプテンはDF岩本知幸。
「今年は試合までの過程をより重視して臨んでいきたい。昨年までは、練習で厳しく言う選手があまりいなかった。僕がそこを担っていきます」と、昨シーズンまでのやり方と変えていくことを宣言しました。
今シーズン、ホッケー梶間の注目選手は、FC大阪に加入して3年目、24歳のMF町田蘭次郎。1年目は出場機会が少なかったものの、2年目の昨シーズン、塚原監督体制になってからスタメンに。すると、開幕戦でいきなりゴールを決めるなど、シーズンを通してレギュラーを守り抜きました。
町田の左足から生まれるパス、ドリブルに今シーズンも注目していきます。
第23回日本フットボールリーグ(JFL)は、3月14日に開幕予定。今年は例年よりも2チーム多いので、J3参入戦線がますます激化するでしょう。今年も週刊ひがしおおさかでは、FC大阪に密着していきます。
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