ついにトップリーグが開幕!王者・神戸製鋼にライナーズが勝利するためにはどうしたらいいか、気を楽にして偵察してきました。
- 2021/2/20
- ラグビー
- NECグリーンロケッツ, トップリーグ, 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
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ついにこの日がやってきました。待ちに待ったトップリーグ2021の開幕。本来であれば1月16日に開幕予定でしたが、直前に複数のチームから新型コロナウイルスの陽性者が出たため、延期に。約1ヶ月遅れて2021年2月20日に開幕です。
今シーズンは、2018年度の順位を基に2つのカンファレンス(レッド・ホワイト)に分けて開催されます。
はじめにカンファレンスごとの総当たり戦を実施。その後、順位に基づきプレーオフトーナメント(2ndステージ)を行います。このトーナメントには、トップチャレンジリーグ1位〜4位のチームも参戦します。
2022年1月から新リーグが発足するため、今回が最後のトップリーグです。
東大阪市花園ラグビー場では、2018年度シーズンの王者神戸製鋼コベルコスティーラーズがNECグリーンロケッツと対戦しました。
仮に神戸製鋼がホワイトカンファレンスを1位、近鉄ライナーズがトップチャレンジを1位で通過した場合、2ndステージの2回戦で対戦する可能性が。ライナーズのライバルを偵察するつもりで、ホッケー梶間が取材に行ってきました。
東花園駅から花園ラグビー場へと続くスクラムロードでは、会場へと向かう人たち、昼食を買う人たちで賑わいます。
新型コロナウィルス対策で、観客は5,000人以下に制限。また会場での当日券販売がありません。声を出しての応援もダメ。
それでも開幕を待ちわびた3,752人の観客が、生の観戦を堪能します。
NECのキックオフで始まった試合は、開始38秒でNECのキャプテン・7亀井亮依が先制トライ。しかし神戸製鋼もすぐさま1中島イシレリのトライで取り返し、シーソーゲームが繰り広げられます。
28-26、神戸製鋼リードで折り返した後半、主導権を握るのは神戸製鋼。新加入の14ベン・スミスのトライを皮切りに、3トライを追加します。さらに、キッカーを務めたSOヘイデン・パーカーが6本のゴールキックすべてを成功。
NECも終了間際に2トライを返しますが、神戸製鋼が47-38で初戦をものにしました。
NECが神戸製鋼を相手に38点を奪った大きな要因は、ディフェンスラインの裏へ積極的に蹴ったキックでしょう。ライナーズも初戦・清水建設戦で、クーパー、ジョシュア、ゲニアとキックだけでボールを動かし、華麗なトライを生み出しました。精度が上がってくれば、勝機が見えてくるのでは。と感じます。
シーズンは始まったばかり。花園ラグビー場では明日(2/21)も日野レッドドルフィンズvsヤマハ発動機ジュビロが予定されています。トップリーグは少し気を楽にして取材していこうと思います。
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